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マーケットビュー

月曜 野村雅道の今週注目!の経済指標 マーケットが注目する指標を大胆解析

今週のマーケット 「サプライズのない今年」

更新日:2009年11月9日

11月9日(月)−11月13日(金)

米国の失業率は10%のせとなった。しかし米国株はプラス圏で取引を終えた。失業率の悪化より非農業部門雇用者数の前月比改善を好感したようだ。またオバマ大統領は製造業の輸出促進や法人税減税などを柱とする追加対策の検討に着手したことを明らかにした。以前から失業率の悪化は予測していたので対応が早い。米経済は最悪期を脱したものの、雇用情勢の改善の遅れが景気腰折れや支持率低下を招きかねないと判断して雇用対策に全力を挙げる方針を固めたようだ。

さらには「米国医療保険制度改革法案が上院で可決」という報道も週末あった。最近のオバマ大統領支持率低下は米国医療保険制度改革によるものだ。大きな政府につながるものとして米国民からも批判が強まっていた。その法案が下院で可決された。採決は賛成220票に対し、反対は215票だった。上院は独自の法案を検討しているが、調整が難航している。今後のオバマ政権の安定化のカギを握る重要法案である。

G-20では政策の相互監視を柱とする「世界経済の不均衡」是正の枠組みで合意し、新興国が参加する新しい政策協調が動き出す。来年11月までに実施すべき措置を工程表の形で明記したが、数値目標や強制力はなく実効性は不透明である。経常収支の赤字と黒字が突出する米国と中国の対応がカギを握る。 85年のプラザ合意から貿易不均衡の是正、日米の財政赤字の削減が目標とされていたがまったく達成されない。今回は上手くいくのだろうか。ただ不均衡はグローバルフラット社会の中で解決すべき問題なのだろうか。世界単位で見れば不均衡はない。

どれも大きなニュースであるが世界金融不況のようなサプライズでもなくそれなりに想定していたものであったので、予期せぬ相場の動きとはならない。今年の相場の特徴はその危機に対しての準備ができているということだろう。従って基調はリスク選好、株高円安となっている。

さて今週もまた次から次へと新しい材料が出てくるのでそれらを追っていきたい。

一番重要なものは11日に一括して発表される中国の経済指標だろう。今年の目標の8%成長は達成される見込みである。まだまだ発展途上の中国が世界の経済の原動力である。現在第3回中国アフリカ協力フォーラムが開催されている。中国はその巨大経済を満たす資源をアフリカに求めつつ経済、人道摩擦を避けるためにアフリカ諸国のインフラ整備などに資金面も加えて協力している。中国が危機への歯止めになっていることは間違いない。

欧州はユーロ圏とドイツの11月ZEW景況感指数が発表されるが前月より小幅悪化する見通しである。また3QGDPは前期比小幅プラス予想となっている。出口政策に好影響となる数字が出るかどうか。

米国は9月貿易収支の発表がある。昨年から毎月約半分の赤字となっている。今回は320億ドルの赤字予想。G-20の不均衡是正が今後の課題であるが米国貿易赤字については縮小傾向となっている。ただその理由が景気悪化による購買力低下によるものでポジティブなものではない。

その他日本やドイツの貿易収支も発表される。日本は不均衡が問題になるほどの貿易黒字を出せる国ではなくなっている。

またオバマ大統領、ガイトナー財務長官がAPEC会合を兼ねて日本を訪問する。為替については大きな議題とはならないだろう。ただ今回の訪問はAPECのついでのような気もする。

【注目指標】

11/9 (月)

(日)衆院予算委員会、外貨準備、経団連会長会見
(独)国際収支、鉱工業生産
(加)住宅着工

11/10(火)

(日)国際収支、マネーストック、企業倒産、景気ウォッチャー調査、工作機械受注、40年国債
(独)CPI確報
(仏)鉱工業生産、製造業生産指数
(英)貿易収支
(独)ZEW景況感調査
(ユーロ圏)ZEW景況感調査

11/11(水)

(日)機械受注
(中国)小売売上、CPI、PPI、鉱工業生産、固定資産投資、貿易収支
(英)雇用統計、英中銀四半期リポート
(その他)パリ、トロント、NY休場

11/12(木)

(NZ)小売売上
(日)対内対外証券売買、企業物価指数、マンション販売、オフィス空室状況
(豪)雇用統計
(仏)経常収支
(ユーロ圏)ECB月例報告、ユーロ圏鉱工業生産
(加)新築住宅価格指数
(米)失業保険、MBA住宅ローン申請指数、財政収支

11/13(金)

(日)オプションSQ、オバマ大統領来日、日米首脳会談、鉱工業生産確報、商業販売統計、消費者態度指数、投信概況
(独)GDP
(仏)CPI、雇用統計、GDP
(香港)GDP
(ユーロ圏)CPI、GDP
(加)貿易収支
(米)貿易収支、輸入物価指数、ミシガン大消費者信頼感指数

前回の「注目通貨ペア!」の振り返り※チャートはクリックで拡大できます

前回の「注目通貨ペア!」

ドル円
豪ドルドル

【ドル円】 予想レンジ:87−92
一目均衡表の雲の下限に沿ってドル円は下落することとなった。またほぼ10月27−30日の下降トレンドラインに沿っても下落した。週末の米国雇用統計の失業率10%のせで90円を割って越週した。

(先週の予想は以下の通り)
10月はリスク選好のドル安円安で大方が過ぎたが最後に米株下落でかなりドル高円高へ調整した。カナダ、NZ、南アランドでは月足でもドル高となって月を終えた。ドル円はほぼ寄り引き同時の月足、僅かに陽線となっている。一目均衡表では26日、27日に雲をかすめたが、その後は雲に沿って下落している。週初は雲の下限91.0が抵抗する。5日移動平均線は米国3QGDPで瞬間上向いたが金曜また下げに転じている。10月27−30日の下降トレンドラインに沿って推移するだろう。ボリンジャーバンドと一目では目標の92円まで上昇した後下げているが、ボリンジャーバンドの下限は88円20銭あたり。この88円は9月と10月の安値でもあり下値のサポートとなろう。

【豪ドルドル】 予想レンジ:0.87−0.92
豪中銀は大方の予想通り0.25%の利上げをして政策金利を3.5%とした。米国株も底堅くダウが1万ドルのせとなったことで豪ドルも底堅く推移した。NZ中銀総裁が豪の景気は中国の資源需要によって支えられている力強いものだという発言も豪ドル相場を後押しした。

(先週の予想は以下の通り)
9カ月連続陽線となった。ただ陽線の中では上ヒゲが長く伸び悩んでいる。11月3日は政策金利決定。前回もそうだが利上げの理由がCPIではなく異常低金利から正常金利という抽象的なものなので予想しにくい。貸し手や投資家にとっては異常低金利だが、借り手には正常金利と思っているだろう。0.25%引き上げの予想だが0.5%に引き上げあるいは据置だとサプライズとなり大きく上下しよう。

日足では10月半ばの団子天井から下落中であり10月23日-26日の下降ラインに沿って下げている。移動平均線も5日線は10月26日から下降中
ボリンジャーバンドルの上限に張り付きながら上昇してきたが、漸く離れて中位にまで落ちてきていると頭の重い展開から始まる。

来週のワタシの「注目通貨ペア!」※チャートはクリックで拡大できます

来週の「注目通貨ペア!」

ドル円
豪ドルドル

【ドル円】 予想レンジ:87-92
米国雇用統計を悪化と見るか改善の兆しと見るか。NYの株式市場では失業率は悪化したが非農業部門雇用者数が改善していたので株が買われ週を終えた。その後もオバマ大統領は失業対策をとることを発表し、またすでに住宅支援法案を延長可決していることもあり対応は素早いと言える。

今週は中国の景気指標も多いが強い数字が出れば株価の安定、リスク選好で円が売られる展開にもなろう。ただ日本の3QGDPが16日にあり前期比年率3%の数字が予想されていることから織り込み期間として円が買われる場面もある。

テクニカルでは一目均衡表の雲の下限を上抜けないこと、10月27日と30日を結んだ下降トレンドラインが生きていることはドル円の頭を重くしている。5日移動平均線はなだらかになったがまだ下向きである。ボリンジャーバンド下限は88.4あたりでここはサポートポイントとなろう。上限は92.0である。

【ポンド円】 予想レンジ:147−152
英国は3QGDPもマイナス成長となっている。銀行は国有化されている。出口政策には遠く11月5日の英中銀金融政策委員会でも資産買い入れ枠を増枠し量的緩和政策を拡大した。これだけだと英国ポンドの売り材料となるが、ポンドは対ドル、対円で10月も11月も6日まで月足は陽線となっている。年初から見ても対ドルでも対円でも陽線でとなりポンドは強い。さらにユーロポンド相場は年初は0.95であったが現在は0.89台でユーロ安ポンド高となっている。GDP悪化、資産買い入れ増枠でも週を終えれば対円でも対ドルでも陽線、ユーロにも強い。打たれ強いポンドである。今週は10月雇用統計と中銀四半期リポートがある。誰もいいものは期待していないところが強みである。

現在一目均衡表の雲の中でストラグルしている。ドル円は一目の雲の中に入れなかったが、ポンド円は突入。雲上には151.50以上で出る。

11月2日−3日を結んだ上昇ラインがサポートしている。10月23日−11月4日の下降ラインを上に抜けだすことできるかどうか。ただ5日移動平均線はまだ横ばいであるがこれが上向けば強い。ボリンジャーバンドではやや上位で上限は154.30、下限は140.0あたりである。

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