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マーケットビュー

月曜 野村雅道の今週注目!の経済指標 マーケットが注目する指標を大胆解析

今週のマーケット
「円高不況の道をまた歩むのだろうか」

更新日:2009年9月14日

9月14日(月)−9月18日(金)

先週は円高が進んだ。国連貿易開発機構がドルを基軸とする国際通貨制度を改革し、SDR活用に言及したことをきっかけにドル売りが強まった。また米7月貿易赤字の拡大、好調な30年債入札結果を受けた米債券利回り低下に伴うドル売りも加わった。

9月15日がリーマンショックから1年ということで最近の円高を見るとそれを彷彿させるようだが、状況は異なっている。G-20の声明でも見られたように「金融緩和と財政出動」の維持を唱えて危機に備えている。世界の株価も堅調であり、リスクを回避する大きな動きもない。

資源価格も底堅い。円が強いことはあるが昨年のような円全面高でない。日本版HIAという特殊要因での円買いによるものだ。

心配なのは円高不況にまた陥る可能性がある。貿易黒字はやや増加しているがこれは輸入の減少が輸出の減少より大きい為で輸出増加ではない点が弱い。また「ESPフォーキャスト」(37の予測機関の景気予測)では日本の3QGDP予測の平均は年率1.96%と前月調査の2.12%より下方修正された。CPIは-2.21%と2Qの-1.0%から下落幅が拡大する。失業率は2Qの5.2%から3Q5.65%と悪化する見通しだ。8月の景気ウォッチャー調査では、景気の現状判断DIが41.7でと8カ月振りに低下した。また海外にも民主党が円高を放置するという憶測が広がっている。今週号の週刊ダイヤモンドではここ10年全労働者の給与は下げ続け、失われた額は20兆円に上るそうだ。民主党は円高で内需拡大を図るそうであるが少子化と消費が衰退する老年層の増加では内需は拡大する根拠がない。

せめて円高くらい防止すれば一息つけるが、スイス、オセアニア両国、南ア、カナダが自国通貨高に懸念を示すのに対し日本は無関心のようだ。

財政出動せず無駄を省く策で資金をねん出するのは賛成するが既得権益者から無駄を探すのに時間がかかるだろう。その前に日本が2番底となり結局は赤字国債発行となりそうだ。民主党藤井氏も秋に経済状況が悪化し時の国債発行を示唆している。

FXでは円高でも儲けることは出来る。我々は売りでも買いでも儲けて日本の不況の流れに立ち向かっていかないといけない。ただ日本全体としては円高でのデメリットが大きい。

日本は2兆ドルの対外純資産を保有する。単純に考えても1円の円高は2兆円の損失となる。2兆円損をしてもメリットがあると言う人の考えはよくわからない。資産を失えば喜ぶという意味がわからない。

さて今週も外貨投信の設定があるがやはり7月と比べると個人もボーナスでの余裕資金はなく資金の集まりが悪いのだろう。個人向け外貨投資のスケジュールは以下の通りだが、これにすでにお伝えした日本版HIAの円買いが対抗する。

(個人向け外貨投資のスケジュール)
  9/16(水) 野村AM 印度フォーカス、韓国フォーカス、台湾フォーカス 
  9/17(木) 住信AM 新興国債券株式インデックス、
        大和住銀投信投資顧問 中国株式ファンド
  9/18(金) UBS・グローバルAM 日興UBS 中国A株ファンド「桃源郷」

【注目指標】

9/14(月)

(NZ)小売売上
(日)鉱工業生産確報、首都圏マンション販売
(香港)鉱工業生産、PPI
(ユーロ圏)鉱工業生産、2Qユーロ圏就業者数
(加)2Q設備稼働率

9/15(火)

(NZ)2Q製造業売上
(英)RICS住宅価格
(日)商業販売統計、工作機械受注確報
(豪)RBA議事録
(仏)CPI、経常収支
(スイス)2Q鉱工業生産
(英)CPI、小売物価
(独&ユーロ圏)ZEW景況感調査
(米)PPI、小売売上、NY連銀製造業景気指数、企業在庫
(その他)リーマンショックから1年

9/16(水)

(日)特別国会
(スイス)小売売上
(英)失業率、失業保険
(ユーロ圏)CPI
(米)CPI、2Q経常収支、対米証券投資、鉱工業生産、設備稼働率、NAHB住宅市場価格

9/17(木)

(日)日銀会合、基準地価、3Q法人企業予測調査、第3次産業活動指数、資金循環統計、白川総裁講演
(香港)失業率
(スイス)中銀政策金利
(英)小売売上
(ユーロ圏)貿易収支、建設支出
(加)CPI
(米)住宅着工、建設許可、失業保険、フィラデルフィア連銀景況指数、半導体BBレシオ

9/18(金)

(日)景気動向指数改定値、金融経済月報、全国粗鋼生産、
半導体BBレシオ
(独)PPI
(ユーロ圏)経常収支
(英)マネーサプライ
(加)卸売売上

先週の「注目通貨ペア!」の振り返り※チャートはクリックで拡大できます

先週の「注目通貨ペア!」

ドル円
ランド円

【ドル円】 予想レンジ:91-96
心理的なポイントとした95にも戻らず93.50から輸出関連企業からの売りが出始め、下値のポイントである92.50を下に切り下げが加速した。また日本版HIA(海外での利益、内部留保を日本へ還流しても免税となる)での円買いも出ているだろう。週後半の日本株の下落も円買いを誘った。

(先週の予想は以下の通り)
今週は米国債券入札や外貨投信の設定も多い。需給面でもドル円を支えるだろう。またG-20の出口政策時期尚早の声明は株価の好影響を与えリスク選好の動きとなり円売りに繋がる。

月足では1月からの上昇ラインを下に切り、4月-6月の下降ラインの下にある。まだ弱い。ただ日足では8月7日-24日の長い下降トレンドラインを上に切って、9月3日-4日の上昇ラインを作った。この2本のラインが当面のサポートとなろう。92.50も下値のポイントである。

一目均衡表では雲の下限は遠い。下限は95あたりとなるがそれは上の月足の下降トレンドとぶつかるところである。95は心理的にもテクニカルにも重要なポイントとなる。ボリンジャーバンドでは下限から漸く反発しているところである。

【ランド円】 予想レンジ:11.5-13.5
先週の予想通り、G-20後の南ア株やプラチナ価格の高騰でランドは強含んだ。

(先週の予想は以下の通り)
南アフリカも参加したロンドンG-20では「出口政策」は先送りとなり財政出動と金融緩和の継続となった。CPIはインフレターゲットを超えているが2QGDPは-3.0%(前期比年率)、小売売上は大幅マイナスが連続している南アは安ど感が漂っただろう。金利は引き上げにくい上に政治に影響力を持つ労働組合が利上げに強く反体しているからだ。国際的に利上げ時期尚早というコンセンサスが出来たので話は進めやすい。現在南アの政策金利は7%だが6%程度までの利下げでは景気への好影響が強くランドの売り材料とならないだろう。むしろ株価が上昇してランド買い繋がるだろう。

先週は金を中心に資源価格が上昇した。特に工業資源であるプラチナやパラジウムを産出する南アにとっては好ましい。ドルランドは続落、昨年8月以来の1ドル=7.6割れとなった。

月足では2月-3月の上昇ラインが有効である。日足では一目の雲の上に出ている。8月25日と28日の下降ラインも上抜けた。5日移動平均線も上向いてきた。ボリンジャーバンドはレンジは狭いだけに下限から一気に上限へ達したと強いテクニカル指標も多い。

今週のワタシの「注目通貨ペア!」※チャートはクリックで拡大できます

今週の「注目通貨ペア!」

ドル円
ドルスイス

【ドル円】 予想レンジ:88-93
不況下の円高が進むか。さて今週は民主党新政権誕生や日銀政策決定会合がある。日銀のほうはG-20の金融緩和維持の声明を待つまでもなく最近の景気指標の弱さや物価の低下傾向から見れば現状維持となるだろう。新政権はやや景気が弱含みとなったところで誕生するのでかじ取りが難しい。財政の無駄を省いて財政出動の資金をねん出する政策だが、時間がかかれば景気失速と円高を招いてしまうだろう。

テクニカルでは、1995年からの長い期間で見れば95年4月の79.72と今年の1月21日の87.06を結んだ上昇ラインではサポートは87.50となる。さらに最近の月足では、去年の8月と今年の4月の高値を結んだ下降ラインを下方平行移動して5月と7月の安値に合わせた下降ラインでのサポートは89.40となる。日足では8月7日と9月7日の高値を結んだ下降ラインを下方へ平行移動して8月19日の安値に合わせると89.70-80あたりがサポートとなる。上方リスクは上の3本の下降ラインを上抜ける時である。移動平均線は5日、21日は下向きのままで弱い。

ボリンジャーバンドはドル円だけでなく他通貨でもバンドを拡大しつドル安の下限を超えつつある。日経平均も円高で株安となり、株安なら円高となる負のスパイラルとなっている。ドル円の下落を止めるとすれば上海株の上昇であろう。

【ドルスイス】 予想レンジ:1.02-1.07
スイス中銀は3月以来ユーロスイスではユーロ買いスイス売りの介入を行なっている。先週末はドルスイスの介入の噂もあったが、私の知る限りスイス中銀のドルスイスでの介入は協調では実施したことがあるが単独ではやったことはないだろうか。現在自国通貨高で懸念を示している国はスイスの他に豪、NZ、南ア、カナダなどである。G-20でも議論される日も近いだろう。

ドルスイスの月足では昨年3月からの上昇ラインを下に切って以来そのラインが上昇に抵抗している。また今年3月からの下降ラインはまだ生きていてドル安スイス高方向だ。ドル円と違って95年の安値1.1105は去年の3月すでに下に切って0.9646まで下げている。日足では9月8日10日の下降ラインとそれを下方へ平行移動して9月8日の安値に合わせたラインの間で推移するだろう。5日線は下向きで依然ドル安方向である。

 スイス中銀がユーロスイスだけでなくドルスイスでもスイス安懸念を示すかどうかである。その時の動きはかなり早いものとなるのでついていきたい。

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