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マーケットビュー

月曜 野村雅道の今週注目!の経済指標 マーケットが注目する指標を大胆解析

今週のマーケット 「ドルが頗る(すこぶる)強い理由」

更新日:2009年4月6日

4月6日 (月) − 4月10日 (金)

ドルが強いというと違和感を感じられる方もいようが、実際強い。ドル円は年初の87円から10円以上上昇、100円をつけている。ただドル円に対してはたいしたことではない。ユーロドルで言えば年初の1.4から一時は1.26台まで下落しているし昨年度の期末の08年3月ではユーロドルは1.6近くまで上昇していた。豪ドルは0.95台であった。現在ユーロは1.35、豪ドルは0.71台である。ドル円は08年3月には98円程度だったので現在もそれほど変わりがない。ということは総合ではドルは頗る(すこぶる)強く、米銀や米自動車の破綻が懸念されて米国の弱さが報道されるとは逆の現象が起きている。

それは何故かというと、やはり世界の貿易収支に激変が起きているからだ。

ユーロ圏の貿易収支は赤字に転じている。また日本の貿易収支も毎年10兆円程度の黒字を2007年までは叩き出し、少ない年でも7,8兆円の黒字に収まっていたが2008年は大幅減少となり約2兆円の黒字となった。2009年は1月、2月で8750億円の赤字となっている。

ユーロ圏や日本の貿易黒字の減少は外需減=米国景気の落ち込みが原因であるが、BRICs各国が日欧の輸出を肩代わりしつつあることも大きな要因だろう。製造業の海外移転である。日欧が貿易赤字となれば米国とともに三大経済圏が貿易赤字となる。

ただ表でもわかるように米国は貿易赤字のままだがその赤字は大幅減少している。昨年10月までは月間500億から600億ドルの赤字であったが、それ以降は300億ドルから400億ドルの赤字に縮小している。米国の景気後退で購買力が落ち輸入の減少率が輸出の減少率を上回ったからだ。

この日欧の貿易赤字化、それに米国の貿易赤字の減少は如実に為替相場に現れている。日欧の赤字化は円売り、ユーロ売りの増加であり、米国の赤字縮小はドル売りの減少となる。ドル高円安ユーロ安となる。

日経通貨インデックス(貿易加重平均ベースで通貨の総合的価値を表す)で、1月と3月の数値を比較し、その強い順番に並べると、今年はまさしくそのドル高円安ユーロ安推移となっている。

ドルはその強さで1位、ユーロが6位、日本は最下位の9位である。日米欧の景況感はどこも冴えないがこれを見ると為替相場はやはり景気格差というより需給格差で動くのだろう。

【注目指標】

4/6 (月)

中国市場休場(清明節)、(日)景気動向指数、経団連会長会見、チャベス大統領会見、財務次官、金融庁長官会見、(ユーロ圏)PPI、小売売上、(加)住宅建設許、Ivey購買部協会指数、ビニスマギECB理事講演

4/7 (火)

閣議後会見、日銀会合、外貨準備高、RBA政策金利、(英)鉱工業生産、製造業生産高、ユーロ圏GDP確報、(米)消費者信用残高、決算 アルコア

4/8 (水)

(日)国際収支、3月上中旬貿易統計、金融経済月報、景気ウオッチャー調査、企業倒産、(独)国際収支、製造業受注、(仏)貿易収支、(加)住宅着工、(米)卸売在庫、MBA住宅ローン申請指数、FOMC議事録

4/9 (木)

(日)機械受注、オフィス空室状況、工作機械受注、麻生首相会見、決算 ユニクロ、(豪)雇用統計、(独)CPI確報、(スイス)失業率、ECB月例報告、(英)PPI、(独)鉱工業生産、BOE政策金利、(加)雇用統計、貿易収支、新築住宅価格、(米)貿易収支、輸入物価指数、失業保険、ミネアポリス&カンザスシティ連銀総裁講演、ルクセンブルグ中銀総裁講演

4/10 (金)

イースター休場(豪、NZ、香港、シンガポール、独、スイス、南ア英、米、加)日銀議事録、マネーストック、決算 ダイエー、高島屋、(仏)CPI、財政収支、鉱工業生産、製造業生産指数、(米)月次財政収支

先週の「注目通貨ペア!」の振り返り

先週の「注目通貨ペア!」

ドル円
ユーロドル

【ドル円】
先週は年度末を挟んで、米自動車再建策、日銀短観、G-20サミット、ECB理事会、米雇用統計と盛りだくさんの週であったがドル円は上昇基調を変えることなく200日移動平均線を突破して越週した。需給的には貿易黒字の減少あるいは赤字化、外債投資などでの円売りは継続した。また100円手前で売り注文を出していた投機筋も先週末は一転買いに転じ、週末は100円越えでの買い注文も増えてきている。

日銀短観の大企業製造業景況感指数も1975以来の悪化となり、需給とともにセンチメント的にも円は弱くなっていった。

【ユーロドル】
前回予想し通りECB理事会前は0.5%の利下げや量的緩和思惑でユーロは1.32近辺で弱含み推移したが、ECB理事会では0.25%の利下げにとどまったので買い戻しが殺到して1.35台まで上昇した。

また理事会後のトリシェ総裁のコメントではさらなる利下げの余地、量的緩和など非伝統的手段とることを示唆もしていた。しかし同時に政策金利を現在の水準から非常に慎重な方法で引き下げる可能性を排除しない=この非常に慎重と、可能性を排除しないというところに今後の利下げには積極性が感じられなくなっていた。

今週のワタシの「注目通貨ペア!」

今週の「注目通貨ペア!」

ドル円
豪ドルドル

【ドル円】 98-103
3月は2月に続き月足陽線となった。長い下ヒゲも残し買い圧力も示した。昨年9月から続いた5ヶ月連続陰線から反転中。またスポットレートは200日移動平均線を昨年9月以来上抜いた。今後は5日、21日線、遠くは90日線が200日線の上抜きを狙うだろう。

※チャートはクリックで拡大します。

日本が最大の景気悪化国ということ、米国の最悪の事態も想定済みということでサプライズ感がないことなどもある。一目の雲の上限から乖離しているが雲も上昇していくので無理な感じはしない。

貿易統計ではすでに3月上旬は発表されていて2173億円の赤字(前年同旬は1192億円の黒字)。輸出が49%減、輸入が36%減となっている。輸出が半減しているのは為替相場に円安で影響しているとともに日本景気に大きな影を落としている。需給的、センチメントでも円売りドル買いが継続するだろう。

【豪ドルドル】 0.69-0.74
4月7日がRBA(豪中銀)の政策金利決定である。スワン財務相やバテリーノRBA副総裁が利下げ余地があるとしているが住宅建設の回復と小売売上の減少で迷うところである。
G-20では緩和政策を維持するとの声明となっているのでそれに従うか。

0.25%程度の利下げか0.5%ならややサプライズ、据置ならやはり出口戦略を狙っていることとなるが昨日のAFR(オストラリア ファイナンシャル レビュー)では0.5%の利下げ予想となっている。NZドルドルが先週末も陽線であったが、豪ドルドルは寄り引き同時となり金利決定前に様子見となっている。

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