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金曜 外為コーヒーブレイク 英国現地レポと当社社員による週末コラム

ポンド動向を探る

更新日:2012年6月1日

ギリシャ離脱が「もし」から「いつ」へと既成事実化するに伴い、下落トレンドを強めたユーロ。それと歩調をあわせるかのごとく、ポンドも日増しに下落基調を強めています。

本日はここからのポンド動向をいくつかの視点から検証してみたいと思います。

ポンドを見る眼鏡

みなさんはポンドの動向を考える時、どの通貨を通して検証しますか?日本でしたらポンド/円という眼鏡を通して見る方が多いかもしれませんね。しかし欧州や米国では圧倒的にユーロ/ポンドまたはポンド/ドルという眼鏡を通して、ここからのポンド戦略を立てています。

(資料:MT4チャートシステム)

※クリックで拡大できます

これは今年に入ってから現在までのポンド/円、ポンド/ドル、ユーロ/ポンドの日足チャートに200日線(青線)を入れたものです。

ポンド/円

今年2月に力強く200日線を上抜けて上昇したが、最近急落。今週に入ってからの大相場の影響で200日線を下抜けて推移中

ポンド/ドル

ポンド/円と比較すると上昇は今ひとつ力強さに欠けるが、3月以降は200日線の上で推移していた。しかし2週間前に200日線を下抜けして以来、ユーロ/ドルの下落に釣られる形で下落を速める

ユーロ/ポンド

このチャートでは表示していませんが、昨年11月に本格的に200日線を下抜けして以来、急激なポンド高が確認される

ポンドの実力を示すポンド実効レート

(資料:英中央銀行)

※クリックで拡大できます

最初に2008年秋のリーマン・ショックから現在に至るまでのポンド実効レートをチェックしてみましょう。これを見ると、昨年秋に水色線のレジスタンスを上抜けて以来、上昇しているのが判ります。この「昨年の秋」というのは、ユーロ/ポンドが200日線を下廻り、急激なポンド高が確認された時期と一致します。チャート上につけた◎印はチャンネル・ラインの上限となっており、現在ポンド実効レートはその近辺(83.50)をウロウロしています。

(資料:英中央銀行)

※クリックで拡大できます

これは2010年にギリシャが金融支援を正式に要請してから現在までの拡大図です。今年4月に2010年夏につけた高値:82.95を上抜けして以来、上昇速度が早まりました。現在は一息ついた….と言ったところで21日線( 83.70⇒チャート上の赤線)付近に絡み付いています。

過去に急激な上昇をしただけに、一旦調整の下落が入りやすい地合いになっていますが、その際、最初のサポートは黄緑線のある82.95。その後は@印がついている81ミドル付近を想定しています。

ポンド動向に影響を与える動き

・ 避難通貨としての役割

1)6月17日の第2回目の投票結果によりギリシャのユーロ離脱の可能性がますます高まるかもしれない 2)スペインの銀行救済に対する資金繰りのメドが立たずEU/IMFに支援金の要請に動くかもしれない・・・などという事態になった場合は、避難通貨としてのポンドに改めて注目が集まるでしょう。
その場合は対ユーロだけでなく、豪ドルやNZドルなどに対してのポンド買いがお奨めです。私のメイン取引通貨であるポンド/ドルですが、避難通貨としての優位性は ドル>ポンド ⇒ 有事のドル買い ⇒ ドルの高騰が想定される ⇒ ポンド/ドルでは逆にポンド下落という動きに繋がる恐れが出てくるかもしれません。

・  英中央銀行の動き

今月に入りIMFは英経済見通しを発表、それに伴い訪英したラガルドIMF専務理事は、英政府に対し「今後の英経済を取り巻く状況が悪化するのであれば、政府は緊縮財政政策の見直しを検討する必要がある」としただけでなく、英中央銀行に対しても「(景気回復の手助けとなる)QE2の増額などの追加緩和手段を検討すべきである。同時に政策金利に関しても(景気浮揚に役立つような)変更余地が残されている。」と発言しました。
英国での反応は「ユーロ圏危機を受けIMFへは通常の出資に加えて増資までしている英国に対し、中央銀行の政策に関してまで口をはさむとは何事か!」とすこぶる評判が悪かったです。
早速英中銀の主席エコノミストを含む3名の理事はQE2増額の必要性は現在なしとの見解を公表。唯一、副総裁だけがまだQE2増額の余地はあるとしています。

・ 政府系投資ファンド(SWF)の動き

中国投資有限責任公司(CIC China Investment Corporate Ltd)は今月に入り、ユーロ圏債務危機の対応策の遅れに懸念を表明、とりあえず事態が落ち着くまでユーロ圏国債投資を一時停止すると発表しました。CICはSWFトップ5に入る大手。
時を同じくして、SWFの老舗であるノルウェーの政府年金基金も保有していたアイルランドとポルトガル国債全てを2011年末までに売却しただけでなく、スペインとイタリア国債に関しては現在保有残高を減少している最中であると発表。

SWFとは石油や天然ガスなどによる収入・貿易黒字等による外貨準備高などの国家資産を元手にして高い収益性を求める傾向にあります。投資額も大きいため、彼らによる投資の引き上げはユーロ圏に対する信用度の欠如に直結するだけでなく、単一通貨:ユーロにとっても大きなマイナス要因となります。

ここからのポンド

冒頭でも書いたように、ポンドという通貨をどの眼鏡を通してみるかにより、相場観は大きく変わってくるでしょう。一点だけ注意して頂きたいことは、対円や対ドルで下落基調を速めているポンドですが、通貨の実力を示す実効レートはあまり下落していない横ばい状態である点です。

ポンド/円

ユーロ圏危機にスペインという大物が対象となっているため、投資家はリスクを取りに行かないリスクオフ相場となっています。少なくともギリシャの6月17日投票結果が出るまでは円高方向になびきやすいトレンドは継続すると思います。

(資料:MT4チャート)

※クリックで拡大できます

このチャートは両方ともポンド/円週足です。青線は200週線となっています。 左のチャートで見ると、現在のレベルはちょうど過去のレジスタンスを結んだ延長線が上手くサポートに廻っているのが確認されます。

右のチャートは左チャートのピンク枠を拡大したものです。
現在のポンド/円レベルは半値、61.8%戻しも下抜けしているだけでなく、フィボナッチ・エクスパンションの161.8%の目安値(123.53)をも抜けてしまい下落に速度がついています。金曜日の終値が緑のサポート・ラインが通る122.82より下で終わってしまうと、史上最安値である117円台突入の可能性が高まります。

ポンド/ドル

資料:MT4チャート

※クリックで拡大できます

このチャートはポンド/ドル週足です。チャート上にピンクの丸がついていますが、そのレベルが大体1.5410近辺となり、ここが抜けると続落する危険性をはらんでいるのが判ります。

この通貨はユーロ/ドルの下落と歩調を合わせる可能性が高いので、ユーロの動向次第とも言えますが、ファンド連中はポンドをロング(買い持ち)にしていますので、調整として今年の最安値:1.5237、そしてフィボナッチ・エクステンションがある1.5002くらいまでの下落は覚悟しておきたいと思っています。

ユーロ/ポンド

(資料:MT4チャート)

※クリックで拡大できます

これはユーロ/ポンド月足チャートです。現在きれいな下落トレンドにすっぱりとはまっているのが判ります。仮に調整の戻しがあったとしても0.8225近辺を上抜けない限り、強い下落トレンド継続を予想しており、その際の目安として2008年の安値: 0.7695、そして赤丸とつけたサポート・レベルの0.7500。更なるユーロ圏危機の悪化の際には、避難通貨としてのポンドの立場がますます強くなり200月線とピンクのサポート線が交わる(ピンク丸)0.72方向へ向かう可能性を見ています。

松崎美子

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