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マーケットビュー

金曜 外為コーヒーブレイク 英国現地レポと当社社員による週末コラム

イングランド・サッカー事情と今週のマーケット

更新日:2012年3月9日

昨年春に行われた今世紀最大と全世界の注目を集めた英皇太子ウィリアム王子とキャサリンさんのロイヤル・ウエディングに続き、今年の英国もいろいろな行事が目白押し。特にロンドンに住む私にとっては6月に行われる英国エリザベス女王即位60周年祝賀行事、そしてその翌月からはロンドン・オリンピックと続きワクワクの夏になること間違いなし!

しかしイギリス人男性にとって最も気になるイベントは4年に一度開催されるUEFA欧州サッカー選手権(EURO2012)のようです。今回は強豪フランスと同じグループで戦うイングランド、否が応でも国内の熱気は高まるばかり。しかし先月、そんな熱気に水を差す事件が起きました。それはイングランドのカペロ監督の突然の辞任劇でした。FA (イングランド・サッカー協会)は人種差別発言をしたとして英検察当局に起訴、7月に公判を控えたイングランド代表:テリー選手の容疑が晴れるまでは同チームの主将として不適格という理由で、同氏を主将の座から引きずりおろしました。しかし同監督は、判決が出ていない人間を主将から外すという罰則はおかしい、としてFAの決断に反発。EURO2012を控えた大事な時に突然の辞任となってしまいました。現在は暫定的にピアース氏が指揮を執るようですが、後任人事にはイングランドだけでなく欧州サッカー業界全体から大きな注目が集まっています。

リーグ戦とカップ戦

リーグ戦

1) プレミア・リーグ:
イングランドのサッカー1部リーグ20チームから成り、現在のスポンサーであるバークレイズ銀行の名前を取り、バークレイズ・プレミアリーグと呼ばれる

2) フットボール・リーグ:
イングランドのプロサッカーリーグのうち、プレミア・リーグ以外の2部〜4部リーグに所属するチームで構成されるリーグ戦。上から順にチャンピオンシップ、リーグ1、リーグ2と呼ばれ、各24、計72クラブ。越境参加しているウェールズのクラブもいくつか含まれる

カップ戦

1) FAカップ:
世界で最も歴史があるサッカー大会。プロ、アマチュアに関係なく、FAに登録しているイングランド全てのクラブに参加資格が与えられる

2) カーリング・カップ:
イングランドのフットボール・リーグカップ (Football League Cup)で、スポンサーの名前を取ってカーリング・カップと呼ばれる。ちなみに1990年代はコカコーラがスポンサーだったので、コカコーラ・カップと呼ばれていた。
参加資格は上記のプレミア・リーグとフットボール・リーグに所属する92クラブ

3) UEFAチャンピョンズ・リーグ:
欧州サッカー連盟(UEFA)主催のサッカー大会。UEFAに加盟する各国リーグ戦の上位クラブが総登場し、優勝クラブは名実共に欧州一の称号を与えられる。
私はこの試合が一番好きで、ビール片手にTVにかぶりつき!かなり熱くなります!

4) UEFA欧州サッカー選手権:
欧州サッカー連盟(UEFA)が主催する、ナショナルチームによるサッカーの大陸選手権大会。4年に一度開催。今年6月から約1ヶ月かけポーランド、ウクライナで開催

最近話題のサッカーニュース

通常サッカー関連ニュースと言えば、プレミアリーグ・プレイヤーの高額移籍の話題ばかり。しかし今年の報道の主役はズバリ監督!

現在イギリスで一番人気の話題は「空席となっているイングランドの監督は誰になるのか?」しばらくヨーロッパ人の監督が続いたので、今度はイギリス人の監督にすべし!という意見が多く、最有力候補として名前が挙がっているのは、ロンドン・トッテナム・ホットスパーFC(スパーズ)監督のハリー・レドナップ氏。この人の功績は誰もが認める素晴らしさ!2008年末に同氏が移籍するまで1勝も挙げられなかったこのチームを、移籍後2年目にしてチャンピオンズ・リーグ出場権を獲得するまでの実力をつけました。
次はプレミア・リーグのチェルシーFCの監督探し。ロシアの大富豪ロマン・アブラモビッチ氏が2003年にチェルシーを買収して以来、この9年間で8人目の監督解任です。とにかくお金には糸目をつけないクラブなので本来なら監督候補には事欠かない筈ですが、どういう訳か誰も監督候補に手を挙げません。唯一興味を示しているのが前イングランド監督を務めたエリクソン氏だけとか?

サッカーと英国経済

サッカーと経済?なにか聞きなれない組み合わせですが、この国ではワールドカップや欧州戦で自国のサッカーチームが勝ち進むたびに消費がグ〜ンと増えるのです。

例えば2006年のワールドカップではテレビや飲食物の売り上げが増加し、英景気浮揚に大きく貢献しました。それとは全く逆に、2008年のUEFA欧州サッカー選手権ではイングランドが予選落ちしてしまい、その影響で関連グッズの売れ残りを抱えた大手スポーツショップは倒産寸前のところまで追い込まれたり、スポーツ関連株も軒並みに安値更新しました。それらの経済に与えるマイナス効果は20億ポンド規模となってしまい、いかに私達消費者の日常生活がサッカーに密接に結びついているのかを思い知らされました。

イングランドだけに限れば、プレミア・リーグに所属する20クラブの2009/10年度収益合計は25億ポンド! プレミア・リーグの3大収入源と言われるTV放映権料、スタジアム入場料、関連商品販売のうち、TV放映権料がその翌年から海外放映権収入の大幅増により過去最高を記録したとも言われています。具体的な金額は発表されていませんが、この後も収益が増え続けるのであれば、世界中からさらに多くの視聴者を得るため新しい選手獲得が盛んになり、高額年俸を期待して優秀な選手がイングランドに集中、ますますプレミア・リーグが強力なものになる可能性は高いと言えるでしょう。

私が好きな日本人選手

サッカー音痴の私が唯一「頑張ってるなぁ〜」と思う在欧日本人選手は松井大輔さん。2004年のシーズン開始とともに24歳で渡仏、既に日本のJリーグよりも長いシーズンをフランスで送っているそうです。以前松井選手のインタビューを読んだことがあるのですが、海外で生き残らねばならぬ日本人として非常に共鳴できる言葉で自分の人生を語っておられたのが印象的でした。

言葉、生活習慣、価値観すべてが日本とは異なる海外でモチベーションを高く維持するために、常に「何事もポジティブに」考え、その時々できる限りの努力を惜しまずにやってきたそうです。そして8年近くをフランスで過ごした感想はと言えば「不便に慣れましたね」という答え。「1ヶ月もインターネットがつながらない。お湯が出ない」は当たり前、これはイギリスも同じよ〜!と変に感動してしまいました。

しかしそんな不便なフランス生活を通し「どれだけ日本人が恵まれた環境で育っているかということを、改めて分かりました。それは僕にとってすごく良かったです。何でも人にやってもらうのではなく、一人の人間として自立心を持つということ。そういう意味では、僕を育ててくれたのはフランスという国です。僕たちは海外という、言葉も違えば文化も違う場所にいて、それぞれ皆さん本当に苦しい思いもしていると思うんですね。これは、日本に居る人には分からない、海外に行った人にしか分からないことだと思います。でも、人間は苦労をすれば何かを得ていく、苦労した分だけ自分の中に返ってくると思うのです。いろんな大変なことはありますけれど、最終的な目標に向かって、みんなでがんばっていきましょう」と強い口調で語っていました。

最後にフランスに来て得たものの中で最も大きかったものは何かという質問に対して「ここまでやってきたという自信が一番大きいです」と静かに語る松井選手。私も松井選手がこちらで活躍しているうちに、是非ディジョンまで飛んで試合を見に行こうと思いました。

マーケット動向

さて、松井選手が住むヨーロッパですが、ギリシャ第2次金融支援の前提条件となっている、民間部門による債務交換(民間部門関与 PSI)への参加表明の最終期限:3月8日を間近に控えた今週に入ってからは、投資家のリスク・オフの動きが顕著となり、商品市場や株式市場で大規模な価格調整(=今回の場合は下落)を引き起こしました。

それに加え、全国人民代表大会での温家宝首相による今年の経済成長目標7.5%への引き下げ発言も手伝いリスク・オフの動きは加速。特に中国が世界需要の4割を独占する銅価格は、温家宝首相発言だけで1%の下落を記録し、その後3日連続下落。当然日本人に人気がある資源国通貨代表の豪ドルやカナダドルも下落基調を強めました。

中東情勢不安により約1年ぶりに120ドル台を回復したブレント原油価格もリスク・オフの余波を受け、今週前半には約7ドル下落。特に原油動向と強い相関性を持ち、原油価格上昇にのっかり、勢いをつけて上がっていたメキシコ・ペソやノルウェー・クローネですら、一旦価格調整の売りが出ていました。

しかしPSI最終期限である木曜日になると市場のセンチメントがガラッと変わり、一転してリスク・オン相場へ。市場ムードの180度の転換は、各通信社から流れてくるPSI参加率が木曜午前中の時点で既に6割以上となっていたことが大きく貢献したと私は思っています。ニューヨーク勢が参入する頃には「最低でも75%が参加」がコンセンサスとなり、それに気をよくしたニューヨーク・マーケットでは、ユーロはもちろんのこと、株式市場や商品市場も軒並み高を記録しました。

はしゃぎにはしゃいだニューヨーク勢ですが、木曜日20:00GMT・PSI応答期限が過ぎると、果たしてどこの通信社が参加率予想を最初に発表するのか固唾を飲みながら見守りました。待つこと40分、とうとうロイター社が予想数字を発表。それは「ギリシャ法に基づく国債(※)86%のうち、85%が参加する」という内容。

それからさらに20分ほどすると、やはりロイター社がギリシャ政府筋の話として「20:00GMT の応答期限1時間前の時点で、参加率は既に95%近くに達していた」というヘッドラインを出しました。

参加率が予想通り95%となった場合は、

債権放棄を拒否した債権者を強制参加させる集団行動条項(CAC)誘引を回避できる可能性が高まる(最終的にはユーロ圏財務相電話会議の席で決定予定) ⇒ 現在の時点で民間債権者が保有する2,060億ユーロ規模のギリシャ国債のうち、1,070億ユーロが削減される ⇒ 1,300億ユーロ規模のギリシャ向け第2次金融支援の条件となっている「2020年までに公的債務残高をGDP比120%に下げる」という目標達成が可能となる ⇒ デフォルトの心配がなくなる。

と、良いことづくめとなります。

ここからの予定ですが、金曜日06:00GMT(ギリシャ現地時間午前8時、日本時間午後3時)にギリシャ政府から参加率の公式発表があります。その後11:00GMTにベニゼロス財務相が記者会見でPSIの結果報告をする予定。その終了を待ち、15:00GMTよりユーロ圏財務相による電話会議が持たれますが、もしこの会議でギリシャ向け第2次金融支援最終承認がなされない場合は、来週月曜日に開催されるユーロ圏財務相会合の席で承認の運びとなるようです。

※今回交換の対象となっている総額2,060億ユーロ相当の国債のうち、86%(1,770億ユーロ相当)はギリシャ国内の法律、残り14%(290億ユーロ相当)は海外/主に英国の法律に従って発行されています。

松崎美子

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