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マーケットビュー

金曜 外為コーヒーブレイク 英国現地レポと当社社員による週末コラム

ドル円の反転

更新日:2012年3月2日

80円台

ドル円は、先月の22日に昨年8月4日以来となる80円台を回復した。米国の景況感改善を背景にドルの堅調推移が見られ始めたところに、日銀の追加金融緩和策が発表されたため、円安が加速された。

下グラフ(ドル円月足)を見れば、2007年6月に付けた124円10銭の高値からのトレンドラインを上抜いている。このドル安円高の調整局面がどの程度の調整となるか考えてみたい。

【ドル/円チャート】

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ギリシャ問題に対する市場の反応

ギリシャの債務問題に端を発した欧州危機が燻ぶる中、リスク回避の流れが強まり、為替市場ではユーロ、米ドル、オセアニアの各通貨の売り、スイス、円の買いの姿勢が鮮明となっていた。

現在、ギリシャの債務問題について将来に亘っての根本的な解決策が出ているわけではない。しかしながら、当面は無秩序なデフォルト危機が回避されたという安心感から、リスク回避姿勢に変化がみられ、ユーロ、米ドル、オセアニア各通貨が値を戻し、逆にスイス、円が値を消す展開となっている。

スイスと円の調整度合いをそれぞれの対ドル相場で比較してみる。ドル/スイスは2010年6月に付けた1.1728の高値から直近の底値である0.7068までのフィボナッチ係数による戻しターゲットは下図のようになっており、すでに38.2%戻しの0.8848はクリアし、半値戻し(50%戻し)の0.9398も1月に到達している。

一方、ドル円は同じように2010年6月に付けた高値94円98銭から直近底値75円56銭とのフィボナッチ係数を見ると、38.2%戻しの82円98銭すら到達しておらず、ドル/スイスと同様に半値戻し(50%戻し)まで戻すと仮定すると85円27銭まで到達することとなる。ドル円の調整はドル/スイスに比べればまだまだ浅いようである。

【ドル/スイスチャート】

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【ドル/円チャート】

※クリックで拡大できます

日本の状況

2012年1月の貿易収支は、輸出が大きく落ち込み、通関ベースで、赤字の1兆4,750億円となり前回12月の赤字2,051億円の約7倍となった。輸出金額は前年比マイナス9.3%と4カ月連続のマイナスとなり減少幅も拡大している。輸入は、震災以降、原発の停止に伴う代替燃料の需要増加および資源価格の高止まりなどから前年比+9.8%と25カ月連続のプラスとなった。 アジア地域の旧正月の影響が輸出に対して一時的影響を与えているとしても貿易収支の先行きに不透明感が増しているのが現状である。

昨年9月に経済産業省から発表された「現下の円高が産業に与える影響に関する調査」の中で、1ドル76円以上の為替レートが半年以上継続した場合には大企業・製造業61社の46%が、「生産工場や研究開発施設の海外移転」により対応すると回答している。実際、主要自動車メーカーが米国に工場を移転し、大手半導体メーカーが円高を一因として倒産している。一度、海外進出したり倒産したりすると、円安に戻ったからといってなかなか元には戻せないのではないだろうか。

日本の状況を客観的にみれば、食料・エネルギーの輸入は商品相場、原油相場の上昇によりその金額が増える傾向があり、一方で稼ぎの部分である輸出は産業の空洞化により減少傾向にある。この傾向が長期化すると景気の長期低迷のおそれも無いとはいえず、その結果、財政赤字の解消は困難となり、貿易赤字と相まって双子の赤字を日本は抱える可能性もあるのではないだろうか。双子の赤字を抱えた国の通貨がどのような道をたどるかは、米国の例を見れば明らかである。

冒頭に申し上げた2007年6月に付けた124円10銭からのフィボナッチ係数を計測しても38.2%戻しで94円10銭、50%戻しで99円84銭、61.8%戻しで105.円56銭となる。2007年からのドル安円高の動きに対する調整局面の戻しの深度を計測するだけでも、可能性として95円近辺まで戻すことも考えておいた方がいいかもしれない。

【ドル/円チャート】

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新たな懸念

イラン情勢が緊迫している。暖かくなったらイスラエルが何らかの軍事的行動に出るとの見方もあり、予断を許さない。現在の日本の状況で、一層の原油高は円安要因として大きなインパクトとなる可能性もあり注意したい。

セントラル短資FX株式会社
牧野 伸康

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