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マーケットビュー

金曜 外為コーヒーブレイク 英国現地レポと当社社員による週末コラム

ロンドンのクリスマス商戦

更新日:2011年12月30日

新年まであと1日を残すばかりとなり、皆さんは年越しに向けた最後の準備にお忙しいことでしょう。私が住むイギリスでの「1年の最大イベント」はクリスマスです。今年はクリスマスの2日前にエリザベス女王のご主人であるエジンバラ公フィリップ殿下が心臓に痛みを覚え緊急入院!という報道を受け、クリスマス・シーズン特有の浮かれ気分が一瞬冷める場面がありました。しかしその翌日同殿下は冠状動脈の緊急手術を受け容態が落ち着いたことが判り、英国中がホッとしたことは言うまでもありません。

クリスマスの一番の楽しみはプレゼント!しかし英国では買い物をしても日本のようにお店がきちんと包装してくれるサービスはありません。ですので、プレゼントを買う時には必ず包装紙も買い、クリスマス前にまとめて全部ラッピングしてクリスマス・ツリーの下に並べます。

さて、ここで質問です。英国人がクリスマス・プレゼントの包装に使うラッピング用の包装紙すべてを1枚1枚横に繋ぎあわせたらどのくらいの長さになると思いますか?答えは驚く事に地球から月までの距離と同じだそうです!この天文学的な数字を聞いただけでも、いかに英国人がクリスマス・プレゼント選びに熱を入れているかお分かりいただけたかと思います。

英国のクリスマス、ハウマッチ?

それでは、英国人はクリスマスにどれくらいの費用をかけているのでしょうか?BBCニュースによると、2人の子供がいる平均的な4人家族世帯の場合、530〜682ポンドの支出となるそうです。しかし貧困層世帯となるとその額はずっと落ち込み、182ポンドまで減少。その内訳は、下記の通りとなっています。

  • クリスマス用の食事と飲み物(含:アルコール類)34ポンド (19%)
  • プレゼント 114ポンド (63%)
  • クリスマス・ツリーや飾りつけ 28ポンド (15%)
  • クリスマス・カード 6ポンド (3%)

クリスマス時期の支出のうちで一番大きな比重を占めるものはプレゼントです。特に親から子供へのプレゼント費用は毎年上昇基調を辿っています。ある英国系保険会社が行った調査によれば、この傾向は英国だけでなく海の向こう側のアメリカでも同様だそうです。ちなみに英国では親が子供一人に費やすクリスマス・プレゼント額は178ポンド。これに対し、アメリカでは271ドルという数字が出ました。ポンド/ドルの為替レベルが1.55くらいですので、米英共にほぼ同じくらいの金額を子供用のプレゼント費用にあてていることがわかります。

私の場合、毎年のクリスマス費用を計算したことはありませんが、BBCが発表した「平均的な世帯が費やす530〜682ポンド」を超える金額をプレゼントに費やしているのは事実です。少し倹約しなければいけませんね。

英国人のクリスマス時の財布事情

2008年のリーマン・ショック以来、クレジット・カード業界は貸し出しの縮小などを迫られ英国人のカード依存度は低下してきました。しかしクリスマス期間だけは話しは別で「この時期の買物は全てクレジット・カード頼み」というのが英国の消費者達です。私自身も数字を聞いて驚いたのですが、英国の成人のうちナント4割がクリスマス関連の支出は全てクレジット・カードで支払っており、全額を返済し終わるのに平均6ヶ月かかっているそうです。クリスマス関連費用の支払いを終えるや否や、夏休みの旅行費をカードで捻出するのが典型的な消費パターンとも言われていますので、1年中カード支払いに追われているのが現状と言えるのかもしれません。

今年のクリスマス商戦

英国のクリスマスは25日に続き26日もボクシング・デーと呼ばれる2連休となります。10年くらい前までは、ボクシング・デーから本格的なクリスマス商戦の幕開けとなっていましたが、オンラインショッピングが盛んな現在はクリスマス当日の夕方からセールが開始されます。私もクリスマスの夜テレビを見ていたら、有名店の「セール開始」のCMが多数流れていました。

来年の景気後退予想を尻目に、今年のクリスマス商戦は統計開始以来の売り上げ高を記録したそうです。この背景には、

1) 昨年はボクシング・デーが日曜日と重なったため、営業時間が短縮され売り上げが伸びなかった 
2) 今年は近年稀にみる穏やかな天候に恵まれた
3) 今年は25日が日曜日に当たったため、27日が振り替え休日となりショッピング・デーが1日増えた
4) 英国人の10人に1人がクリスマス・プレゼントを事前に用意せずセールで購入した

………などの理由が挙げられます。事実26,27日両日にセール目当てで押し寄せた買い物客の数は前年比21.5%の伸びを記録したようです。

26日はロンドン地下鉄が24時間ストライキを実施したため客足が遠のくのではないか?と心配されたロンドン中心街のデパートなどは、ポンド安の恩恵を受けた中国や中近東からの旅行者でごった返したと報道されています。 

私自身のクリスマス商戦記録

私は毎年12月27日に北ロンドン最大のショッピング・センター「ブレント・クロス」へ行きバーゲン品を買い求めます。昨年のセールでは開店後数時間してもお店の中がガランとしていたのですが、今年は全く違いました。私は頑張って早起きし開店1時間後に到着したのですが、8,000台規模の駐車場の7割方が既に埋まっており、いくつもの買物袋を提げた買い物客が必死になってバーゲン品を漁っている光景が目に飛び込んできました。この日のセンターへの買い物客数は8万人、毎秒1,000ポンドの売り上げを記録したことを、帰宅後のBBCニュースで知りました。一番早いお客さんは、26日から始まるセールのためにクリスマスの夜から並んだそうです。

私は英国に23年住んでいますが、今年のセールでは本当に良い買物ができたと思います。しかしこれは見方を変えれば、それだけ景気が悪いということになります。景気がよい時のセールは、売れ残った在庫を店頭に並べながらも、店のほとんどはセール対象外の品物で埋め尽くされます。少しくらい景気が悪い時でもその状態にはあまり変化なく、値引き用の売れ残り在庫商品の数こそ増えますがセール対象外の品物の多さは変わりません。一番最近の大幅値引き商戦はリーマン・ショック後の2008年クリスマス。この時は最大7割の値引きが当たり前でした。

今年はというと、クリスマス前日まで店頭に並んでいた正規の品物の多くが半額で買える店がほとんどでした。売れ残り在庫品となると60〜75%の値引きは当たり前。一部のお店では正規の品物を6割引で売っているところもありました。

一緒に行った娘が狙っていた品物のひとつがマークス&スペンサーのマフラーと手袋セット(写真)。12月24日まで25ポンドという値段がついていました。買物に行く車の中で「半額になっていたらラッキーだね!」と話し合っていたのですが、セール後の価格は9ポンド!実に64%の値引きとなっており、思わずニンマリ。

この日、私が一番驚いたのは、若者の間で大人気・アバクロンビー&フィッチの姉妹ブランドであるHollister(ホリスター)のお店に足を踏み入れた時でした。この店は2年くらい前に英国進出を果たしましたが、私は毎夏アメリカへ旅行していましたので6年前からずっと愛用していました。この6年間の間、大々的なセールをこの店が実施したのを見た事は一度もありません。しかし今年は売れ残りや在庫品のスペースを縮小しただけでなく、新シーズン用も含む全商品に対し一律20%オフしていたのです。在庫品を75%割引で売っていた他の店でも新シーズン物はセール対象外となっていたことを考えると、Hollisterの決断はここからの英国小売業界は厳しい冬の季節に入ると確信しているのでしょうか?


松崎 美子

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