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マーケットビュー

金曜 外為コーヒーブレイク 英国現地レポと当社社員による週末コラム

低迷を続ける英経済

更新日:2011年6月3日

最近の外国為替市場では、ギリシャをはじめとするユーロ圏債務危機のニュースの報道ばかりが目に付きうんざり気味。本日は目先を変えて地元イギリスの現状をお伝えしたいと思います。

金融市場を襲う解雇の波

ロイヤル・ウエディングの興奮が冷める間もなく突如として押し寄せてきた解雇の波。先週だけをとっても半国有化されたロイズ銀行とRBS銀行、そしてバークレイズ銀行併せて1,500人の解雇を発表。特にRBS銀行は2008年リーマン・ショック以降、既に2万人の解雇を断行していることを考えると、ここにきて銀行業界を取り巻く人員削減は新たな段階に突入したとも考えられます。

解雇の波は金融業界以外にも広がりを見せており、インド最大の製鉄企業「タタ製鉄」は英北部にある工場労働者1,500人を解雇。英DIY専門チェーン「Focus」は倒産による3,300人の従業員全員解雇を発表しました。

昨年秋に発表された各省庁歳出削減見直し案を受け、公共部門は大規模な解雇を含めた歳出削減を余儀なくされました。この案が発表された時点では、民間部門が公共部門からの解雇者を一手に受け入れる「予定」でした。しかし経済成長率の鈍化が顕著となった現在、公共部門の失業者受け入れが難しくなってきただけでなく、民間部門も新たな解雇に踏み切らざるを得ない状況に直面しています。

低迷を続ける英経済

歳出削減見直し案発表後の2010年Q4 GDPはマイナス成長を記録し英国中が戦々恐々としました。大雪をもたらした100年振りの悪天候が落ち着き大幅な改善が期待された2011年Q1 GDPは、個人消費の落ち込みと設備投資を含めた企業投資の大幅ダウンにより、前期比+0.5%とパッとしない有様。

この期の個人消費は前期比−0.6%となり、原油価格に代表される商品価格上昇や、政府が掲げた財政再建政策の第一歩であるVAT上げと増税の影響を真っ向から受けた形となりました。今年の個人消費の伸びは、世界大恐慌以来180年ぶりに低い数字となるだろうという予想を掲げた新聞報道も目にしました。

企業投資にいたっては前期比−7.1%という、とんでもなく弱い数字。昨年連立政権発足後新たに設置された英予算責任局は、今年度の企業投資伸び率を+6.7%とし、この数字は英GDP+0.6%押し上げ要因になると発表していたので、政府予想とは正反対の結果となっています。

追い討ちをかけるように、OECDは今年に入ってから2度目の英GDP下方修正を行い、年初に+1.7%だった2011年GDP予想を+1.4%まで引き下げています。

超緊縮財政政策、方向転換か?

そこで最近よく耳にするのが、現連立政権が断行している超緊縮財政政策を若干緩和し、新規雇用創出と景気浮揚に的を絞った財政政策への方向転換を求める声です。これを英語では「プランB」と呼びます。
つまり本案をプランAとするならば、それが万が一失敗、不成功に終わった場合に必要となってくる代案=プランBという意味で、この言葉は英語圏では頻繁に使われます。

オズボーン財務相は頑なに「プランBはない!」と突っぱねていますが、ある事がきっかけとなりプランBの必要性を訴える声が日増しに高まってきたのです。
そのきっかけとは、先月中旬にユーロ圏各国のQ1GDPが発表され、債務問題で世界を騒がせデフォルトの危機とも囁かれているギリシャが英国より高い+0.8%という経済成長率を達成した事実です。

ポンドに対する影響

今年に入りユーロ圏債務危機や米国債発行額上限引き上げも含めた米財政政策、原油価格高騰や北ア・中東危機など様々な事件が起こり、今までのところ通貨の勝ち組と負け組みがはっきりしています。ここで改めて言うまでもなく、勝ち組は資源国通貨とスイス、円。負け組は米ドルでしょう。

ユーロはどうかと言えば、21世紀の世界経済の牽引役である新興国や中東オイルマネーに代表される政府系投資ファンド (SWF) による外貨準備金や投資資産の分散投資により、相当量の資金がユーロに流れ込んで来ていますから、その点では勝ち組。ギリシャ債務問題では負け組です。

ポンドは、失業者数の増加や景気低迷を材料にするファンダメンタルズ相場となれば負け組。市場からの利上げ期待が続く限り、その点では勝ち組と言えるでしょう。英国に於ける財政/経済問題が他国より小規模であったり、米国の量的緩和第3弾 (QE3) 開始の可能性など他国の問題に市場の関心が集中し、英国の抱える財政問題にあまり注目が集まってこない場合は、ポンドが大きく価値を下げる心配はないと思っています。
ポンドは「買って安心出来る」品行方正な通貨ではありませんが、消去法相場、つまりどの国も問題を抱えており五十歩百歩の状態である場合、置かれた状況がより悪い国から消去され最後に残った国の通貨がとりあえず買われる、そんな相場が続く限り、利上げ期待のあるポンドは買い通貨となる機会はたくさんあると思っています。

松崎美子

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