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マーケットビュー

金曜 外為コーヒーブレイク 英国現地レポと当社社員による週末コラム

国債の格付けと為替相場について

更新日:2011年2月25日

今週米国大手格付け会社ムーディーズは、日本国債の格付け (現在上から3番目の「Aa2」) の見通しを「安定的」から「ネガティブ」に変更しました。これは先月27日のやはり大手米国格付け会社スタンダード・アンド・プアーズが日本国債の格付けを上から3番目の「AA」から「AAマイナス」 (中国と同じ格付け) に1段階引き下げたことに続くもので、ムーディーズも近い将来スタンダード・アンド・プアーズと同じく上から4番目に格下げする可能性が高いと見られます。

国債格下げの短期的影響

今回の格下げの影響は、事前にある程度予想されていたこともありますが、過去の格下げニュース時においてもそうであったように、日本国債の9割以上は国内投資家が保有していることから、金利・為替市場とも大幅な相場変動はほとんどありませんでした。

確かに日本国債の投資家別保有割合を見てみると、

(出所) 財務省理財局の「債務管理リポート2010」

となっており、直近でも財務省「国の債務管理の在り方に関する懇談会」資料によれば、海外の保有高は32兆4,188億円で4.6%となっていますので、主要国と比べて極めて低く、海外投資家の国債売りは十分吸収できるように考えられます。

中長期的影響

しかしながら、これまでとは少し違う見方や動きがでてきたように思われます。@9年前の前回格下げ時と比べて (その後格上げされて今回の格下げの動きとなる) 今の日本の財政状況は相当悪い状況にある、A日本の超低金利がこのまま永遠に続くわけではない、景気回復に伴う金利上昇であればよいが、「悪い金利上昇」のリスクが出てきている、B国債の最大 (全体の2/3) の保有者である民間金融機関が国債保有を減らすリスクもある、C国債発行費用の増大には耐えられない状況にある、D世界的な財政赤字問題の中での「国の債務管理」の在り方がかつてないほど注目される、などです。

これらの問題の対応・対策を担うべき政権が、現在残念なことに脆弱な状況になっていることは日本にとっては憂慮すべきことかと思います。
これまで日本国債の格付下げや日本の「政治リスク」については為替相場を動かす主要な要因にはなってこなかったのですが、今後は円安要因としてクローズアップされる可能性があると考えていた方が良いかも知れません。

米国の状況

一方、相当な悪材料を抱えている米国は、多少の警鐘はあるものの、格付け面では最上格にあることにはまだ揺らぎないようです。

しかし、今月発表された米国債保有者の直近の統計では、米連邦準備理事会 (FRB) が中国を抜き米国債の最大保有者となった模様です。
連邦準備制度公開市場アカウント (SOMA) が保有する米短期、中期、長期国債及びインフレ指数連動債 (TIPS) が1兆1,080億ドルに達し、中国の8,960億ドル、日本の8,770億ドルを上回ったと報じられています。FRBの量的緩和は目標の半分にも達しておらず、FRBによる米国債購入は今後さらに進み、6月に向けて1兆6,000億まで積み上がるとの予測も出ています。

なお、米国財務省のウェブサイトによれば、2010年12月時点では米国外の保有者は全体の半数近くの4兆3,726億ドルで、1位は中国8,916億ドル、以下日本8,836、英国5,413、サウジアラビア等石油輸出国15か国2,180、ブラジル1,808、カリブ海金融センター6か国1,556、香港1,382、カナダ1,346、台湾1,319、ロシア1,062、スイス1,006などとなっています。
BRICs等の新興国や中東諸国、そして日本の比率が相当高い状況が見て取れます。

米国の中国人民元の引上げ圧力と中国の米国債売却圧力の綱引きなど、個別の事情はともかく、米国債も危いバランスになっている状況下かと思われます。つまりドル円でみれば一方的な円安にも成りにくいということでしょうか。

セントラル短資FX株式会社
阿草 龍二

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