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金曜 外為コーヒーブレイク 英国現地レポと当社社員による週末コラム

テクニカルの考え方?

更新日:2010年9月10日

今週はドル円が83.35まで下落し、1995年4月に付けたドルの史上最安値である、79.75が視野に入りつつある。不冴えな日本経済の現状に着目するとき、円を積極的に買い進める状況にはないと思われる。
しかし、各主要通貨を比較したとき、消去法的選択で円が選好され、結果、円高はゆっくりながら進んでいる。

為替市場は、もちろん、輸出入や証券投資などの実需を中心とした取引が大きな比重を占めるが、最近は投機的取引も増大しており、相場に大きな影響を与えるようになってきている。投機的な取引が増えることによって、市場の流動性が増し、狭いスプレッドでの取引が可能となるなど市場に厚みを加える効果もある。
しかし一方、投機的な取引が増加することによって、相場の値動きが激しくなる、あるいはファンダメンタルとの乖離が進むことも過去多々あり、以前は投機的取引=悪と捉えられる時期もあった。最近では市場に流動性が確保されることで取引に厚みが出て却って大きな変動を抑えることから投機=悪といった考え方も後退しつつあるようにも見える。

さて、前置きが長くなったが、今回はいわゆる相場の方向性を計るテクニカル手法の考え方について改めて検討したい。

下記は当社のマーケットファインダー上にある投機的為替取引の代表的市場である、シカゴの円ドル取引のポジション状況である。
ここ最近の傾向としては今年の6月以来、円買いポジションが徐々に増加し、8月に入ってからは円買いポジションの高水準が継続しながらも大きな変化が起きていない。

一方で円売りドル買いポジションについては少しずつ減少傾向を見せている。市場のポジションが円買い一色に偏ると、何かのきっかけでドルの買い戻しが始まり、多くの投機的なポジションによるドル買い戻しや、ドル売りポジションのストップロスを巻き込みながら大きく上昇すると言うのが簡単な相場の見方となる。

ドル取引のポジション状況

「チャートを見る」という意味でのテクニカルでは、ポジションの傾きははっきりと判らないが、現状のドル円は下げが一服したものの戻り売りも強い。
しかし、ドルが上がらず、とは言いながらも、下値では利食いのドル買いや介入警戒感、あるいはオプションに絡んだ防戦買いなど、投機筋が一段とドルを売り込むのに躊躇している状況と考えられる。

テクニカルとは過去の価格をプロットしていくことで相場の流れを俯瞰的に見ることで、将来の方向性を想像するものである。大きな流れだけでは無く、相場のもみ合いや突発的な動きについてもチャート上にプロットされる。
このプロットされた相場の流れを見ながら多くの市場参加者のポジションの偏りをある程度推測するが可能となる。ポジションの偏りを推測すると、そのポジションの利食い、ストップロスなどがある程度は想像できるようになり、シナリオに沿った取引を進めることでパフォーマンスを高めることができる。

しかし、ここで気をつけなければいけないことは、市場参加者の時間軸や値幅の設定は千差万別であり、また、相場の先を読んで (少なくとも市場参加者の多くはそう思っている) ポジションを取る参加者の心理を読む必要があり、「相場は心理戦」と言われる所以となっている。

テクニカルでは様々な客観的な指標を以て、相場の過熱感や流れを見ようとするものだが、計算を行う上で基とするデータの多くは価格データであり、心理的な要素は盛り込まれない。
また、為替市場は銀行間を中心としたいわゆる店頭取引であり、ポジションの偏りなどは一部のシカゴなどの取引所のデータから推測するしかない。しかし、チャートをよく見ながら過去の流れの中で時間軸と値幅を様々なパターンで考えながら市場のポジションを想像していくことは、経験上有効と思っている。
チャートを見る上で考えるべき点は、大きな流れだけでは無く、多くのポジションがどのように偏っているかを想像することも肝要なのである。

例えばの考え方として……、

下記チャートはドル円の4時間足である。

@の線を見ると、8月初旬では85.00近辺を目途として8月後半までドル円は底堅い値動きとなっている。この場合、85円台前半では底堅さを背景にドル買いが活発化しており、短期的にドル買いを進めていた参加者も多いと思われる。
8月中旬には何度か、85円台から8月中旬には何度か86円台を見る場面もあったが、8月後半の時点では86円台で利食いを行わない参加者のポジションが残っていることになる。
であればストップロスについても少なくともそこから100〜150ポイント程度は耐えるポジションが残っていることになる。短期的な売買を繰り返しながら、結果的にコストを改善している可能性もあるが、少なくとも83円台中盤まではストップロスを掛けていないポジションも多い。

9月に入り83.50を割り込んだ時点である程度ストップロスが発動しながらも、その後がAの線にあたりにある83円台中盤での推移となっている。
現時点で考えられることは8月に底堅い推移を見せた85円台前半でのドルロングポジションについて85円近辺で売り逃げようとする動きが想像でき、この動きを背景として新たにドル売りを85円手前で仕掛けようとする動きが頭の重い展開を作り出しているように見える。もちろん、輸出のドル売りなどもいることは想像できるが、基本的には短期筋は85円に近づくことによってドル売りを活発化させる可能性が高いと考えられる。

この想像が正しいとした場合、7月からのトレンドラインが85円近辺まで下降していること、一度83.50を割り込むステージがあり、目先のドル売りストップロスオーダーは掃けていると考えられること、一目均衡表の雲は依然として厚いものの、84円から84円中盤にかけてかかっていること、などから個人的な相場感としてはドルの売り疲れからドル買い戻しが近いのではと想像している。
目先は軽いロングとして83.20近辺にストップを置くことなる。上値はまず84.80近辺にある一目均衡表の雲上限を越える必要があるが、このレベルを越えて85円台に乗せるとトレンドラインを越えることになるのでストップロスのドル買い戻しが相場を押し上げる可能性があると考える。もちろん、現時点ではどのような材料が出るのかは不明だが、相場感的にはドル買い戻しに分があるように見える。
ポジションをドルロングにするのは少し早いかな?との印象もあるが、チャートとポジションの関係を見ての相場観の考え方は以上のとおりとなる。

【ドル円 チャート】ドル円 チャート

※チャートはクリックで拡大できます

セントラル短資FX株式会社
須藤 博史

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