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金曜 外為コーヒーブレイク 英国現地レポと当社社員による週末コラム

注目の集まるユーロ

更新日:2010年2月12日

米国の景気回復にいまひとつ出口が見えない中で、ボルカールールと云われる金融機関への規制強化に動きに加え、2月5日に発表された米雇用統計では失業率こそ前回の10%から9.7%に改善したものの、非農業部門新規雇用者数が事前の予想ではプラスの改善となっていたところに−2万人となった。
何も無ければドル売りに反応してもおかしくない状況と言えたが、前日のギリシャ財政問題に端を発するユーロ売りにドルは対円では既に売り込まれており市場の反応は限定的となった。
前日のユーロ売りは節目となる1.3800から1.3850近辺のサポートを抜けたことでストップロスのユーロ売りが一気に出たことが原因と言われている。ユーロドルは週末の米雇用統計に1.3583の安値を付けて今週はやや戻り気味に推移している。

昨年のマーケット材料として注目されていた米国の凋落、ドル一極基軸通貨体制からユーロとドルの2基軸通貨体制への移行の思惑など、行き過ぎた楽観論の調整が昨年末より継続しており、昨年12/3に付けた1.5142からの下落幅は既に1,559Pipsと結果として10%を越える大相場となった。年末に向けてポジション調整のドル買戻しは想定していたものの、短期間でここまでの下落幅は想定外であった。
ギリシャを中心としたPIGSといわれるポルトガル、イタリア、ギリシャ、スペイン諸国の財政悪化が市場の話題となり始めたのは昨年の秋頃であり、ドバイショックによって欧州諸国の信用格付けが下落する可能性によって、よりフォーカスされた形となった。
PIGSの財政問題は今に始まったことではなく、EUの財政規律を守ることが出来ない国として以前から問題視されていたことは確かである。しかし、リーマンショック後の米国売りを材料として欧州に対する超楽観論が広がる中で、無視あるいは欧州経済の活性化により当然に解消されると想定されてきた材料であったため、昨年12/8のギリシャ債務格付け引き下げをきっかけにユーロ売りが加速し、短期的には過熱感が高まっているものの、欧州への楽観論には見直し機運が広がっている。

ユーロドルを一目均衡表のテクニカル面から見ると週足の雲の捩れを狙っての下落となっており、現時点では雲の中での推移となり、方向感は出ていない。下落が急であったことから、調整的なユーロ買戻しがユーロドルを雲の上に押し上げる可能性も高いように思えるが、2月後半から3月に向けて1.3590近辺にある週足雲下限を実体ベースで下抜けると月足の雲下限が2月には1.3170近辺、3月には1.3300近辺迄上がってくることから、このレベルを試す可能性が高く、2002年以来のユーロ上昇トレンドに変化が現れる可能性が高まっている。

ユーロドル 週足チャート

※チャートはクリックで拡大できます

ユーロドル 月足チャート

※チャートはクリックで拡大できます

昨年末までの市場は米国、欧州を始めとする主要各国の経済情勢は新興国の復活と共に景気見通しに楽観的な見方が多く、ドル、ユーロの利上げのタイミングについて市場の話題に上ることが多かったが、2月に入り米国、欧州共に利上げが遠のいたとの見方が広がり始めている。
積極的に買い上げる通貨を見つけることが難しくなる中で、春先までは悲観論に偏っていたドルを見直す動きが強まるのではないか。

ちなみに個人的には先週末のSNB (スイス中銀) の介入にびっくりしている。1.51と言われていたユーロスイスの防衛ラインを割り込み、1.50割れ、さすがに介入するだろうと予想したものの、その後はだらだら1.46台まで下落、さすがに1.46割れでSNBらしくないクレジットラインの薄いアジアタイムに電子ブローキングを通して直接介入を行った。世界的に介入に対する姿勢が後退している中でSNBのスイス高阻止の姿勢が妙に新鮮に映る。仮にユーロドルが中長期的にユーロ売りドル買いのトレンドに変化するならば、底堅いユーロスイスを背景としてドルスイスのロングが面白いのかもしれない。日足ベースでは月足で見ると2番底を打ったようにも見え、SNBのユーロスイス押し上げ介入の可能性はかなり少ないものの、ユーロドルでのユーロ売りより、ドルスイスでのドル買いスイス売りのほうが「相場のあや」に巻き込まれる可能性が少ないのではないか。

セントラル短資FX株式会社
須藤 博史

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