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金曜 外為コーヒーブレイク 英国現地レポと当社社員による週末コラム

カナダでのG7について

更新日:2010年2月5日

カナダ北東部のイカルイトで2月5〜6日にG7 (先進7カ国財務相・中央銀行総裁会議) が開催されます。日本から初参加する管財務相によれば、今回は@中国の人民元問題、A米国オバマ大統領が打ち出した金融規制案、B財政・金融の非常時対応からの出口戦略等を巡る討議が中心となる模様です。

@については、仮に中国元切り上げがG7各国の一致するところであるとしても、中国の参加しないG7の場で議論しても、あまり意味がないと思います。
世界経済の回復が中国の高成長に頼っている現状、結局は中国政府がインフレコントロールをしつつ小幅な (数パーセント程度の) 切り上げを自主的に行なうというのがまずは現実的ではないかと考えています。
世界的な対外収支不均衡の是正を目指した通貨制度の変更やドルに変わる世界準備通貨の議論は、まだ少し先の話かと思われます。

Aについては、当初世界中に大きな反響を呼び、「ボルカー氏健在」を確認することになりましたが、これはやはりリーマンショックの再現をどういう形で回避するかということがポイントかと思われます。
規制内容は米国内でまだこれから議論されるわけで、原案の厳しいボルカールールがそのまま成立するとは思えません。ただ金融機関を規制することと金融機関を指導監督することは異なります。
「投資銀行」を救済するために「商業銀行成り」を認めて公的支援をして、収益力が大きく回復したが、規制強化となるので「投資銀行」に再転換というのでは、監督姿勢も問われることになります。金融当局の雁字搦めの規制と自由放任の間のバランス、あるいは金融機関の営利追求のアクセルとブレーキの理想的バランスは資本主義の永遠の課題かも知れません。

Bについては、個人的には出口戦略を議論するのは時期尚早と思います。ドバイショックに代表される新興国のバブル後遺症や、EUのギリシャをはじめとする財政再建問題など出口はまだまだという気がしています。

とくにEUの財政赤字問題は深刻で、今後ユーロ相場の足かせになっていくと思われます。勿論米国、英国、日本も財政赤字のGDP比率は大きく悪化していますが、それぞれ個別の国ごとに対応できます。一方、EUについては27か国 (うちユーロ導入は16か国) もあり、足並みの乱れは避けられないと思います。EUの財政赤字の対GDP比率規制 (3%以下) の達成については、リーマンショック等で猶予が与えられているとはいえ、赤字水準は極めて高い状況で改善にはかなりの時間が必要だと思われます。

以下の表は外務省のウェブサイトから取り出したものです。

EU加盟国と加盟年

財政収支対GDP比
▲出典:
外務省ウェブサイトおよび欧州委員会2009年秋の経済見通し (ユーロ導入16か国)

以下、直近の動きです。
ギリシャの財政赤字削減計画は、EU委員会が2月3日に支持したことで、2月15−16日にEU財務相会合で承認の方向にあります (計画では2012年末2.8%に改善) 。

スペインは2月3日に3年間の財政赤字見通しを2%修正、2013年までに3%以内に抑えると発表しています (修正計画2010年9.8%、2011年7.5%、2012年5.3%) 。

また、ポルトガルは1月29日、中銀総裁が2009年の財政赤字の対GDP比率は当初見込みの8.0%から9.3%に下方修正、2010年は8.3%と見込みつつも、2013年末までに3%以下とする財政赤字削減目標の達成は困難との見解を示しています。

セントラル短資FX株式会社
阿草 龍二

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