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マーケットビュー

金曜 外為コーヒーブレイク 英国現地レポと当社社員による週末コラム

騰勢を強める金価格

更新日:2009年11月20日

昨年のリーマンブラザース破綻以来、為替市場はしばらく変動率が高い状態が続いていたものの、年末を前にして海外勢の決算が控えていること等もありドル円は90円を挟んだ小動き、ユーロドルについても1.50台を意識して頭の重い展開となっており、比較的静かな市場となっている。
そのような中、8月に日経平均10,700円台を回復した本邦株式市場では11月に入り9,500円を割り込んでおり他の海外市場での上昇基調に比して日本株の弱さが際立つなど、本邦景気の不透明感が払拭しきれない状態が続いている。

一方、景気に対する懸念は強いものの米株式市場は順調な上昇となっており、3月にはダウ6,469ドル台であったダウ平均株価は日経平均株価と逆転し、今週は10,400ドル台まで上昇している。

米国は景気が底打ちしたとの観測があるものの失業率が10.2%台まで上昇するなど雇用なき回復 (ジョブレスリカバリー) の典型的な状態である。
雇用関係指数は景気の遅行指標でありしばらくは家計のバランスシート調整が続く公算が高い。いくつかの景気指数は比較的強めではあるものの、住宅関連指標は底這状態、設備稼働率も70.7%と依然として実体経済の弱さが目立つ。あわせてドルに対する懸念は続いており、基軸通貨米ドルとしての価値は下落。ユーロあるいは豪ドルなどの高金利通貨に対する買いが対ドルで活発になっている。

金価格についても昨年3月の高値を超えており、ロンドン渡しスポット価格は1トロイオンス1,153ドル台までの上昇につながっている。仮に2003年8月の318ドル/Ozを底値として、昨年3月の高値1,032ドル/Ozを中間天井、今年10月の628ドル/Ozを戻り安値として一目均衡でいうところの目標値を計算すると、NT値が1,046ドル、V値が1,382ドル、N値が1,396ドルとなり、目標値から見た金価格は未だ上昇途上の可能性がある。

中国を中心としたアジア新興国の景気が活性化する中、米国経済は上記のように、景気回復にはほど遠く、米FF金利は来年の春まで0〜0.25%の間で推移する可能性が高まっている。日本の景気についても円高の影響も相まって輸出企業を中心として足が鈍い状態が続いている。
為替市場ではドルキャリートレードが活発化しており、ドルを売って他通貨で運用、あるいが外貨準備の入れ替えに伴った形でユーロや豪ドルの対ドルでの相場が目立って上昇しており、欧州、豪州共に自国通貨の急激な上昇に対して懸念を持ち始めている。

現状では欧州中銀や豪州中銀が自国通貨売りの介入を行なう可能性は非常に低い。しかし、EU初代大統領がベルギーのファンロンパウ首相に決まる中で欧州に対する期待が高まっており、それらから昨年2月に1.50を前にして上げ渋っていたユーロドル相場が1.50をクリアに超えてくると、前回同様に一気に1.60台まで上昇する可能性もある。
欧州中銀としても史上最高値である1.6040を短期間で超えるような相場展開を望んでおらず、1.60に近づく局面では口先、あるいは実弾介入といった可能性も否定できない。

ユーロドル 週足チャート

※チャートはクリックで拡大できます

ドル円ではあまり目立っていないが、ドルキャリートレードを中心としてドル売りポジションが対ユーロ、対豪ドルを中心として膨らみ始めている。今のところドルキャリートレード巻き戻しが起きたとしても昨年のような大相場につながる可能性は低いように見えるが、一旦はファンド等の投機筋が年末の取引の薄い時期にドル売りを仕掛けてくる可能性があるように見える。
短期的にはもう一段のドル売りの可能性が高いと思えるが、ユーロドルが1.60に近づくようなステージがあるとすれば、追いかけてのドル売りには十分に注意したい。現時点のイメージでは短期的にドル売りが進む可能性があるが、中期的 (来年夏場以降) についてはドル買い戻しが強まると思っている。

セントラル短資FX株式会社
須藤 博史

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