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マーケットビュー

金曜 外為コーヒーブレイク 英国現地レポと当社社員による週末コラム

米ドルと中国元に対するストレス

更新日:2009年11月13日

今世界中で米ドルと中国元に対するストレスが急速にたまっています。

米ドル

国際基軸通貨としての米ドルの信認が、リーマンショック以降揺らいでいる状態がずっと続いていますが、先月の英国の新聞Independent紙は、サウジアラビアなどのGCC (ガルフ湾岸諸国) が中国、ロシア、日本、フランスやブラジルなどと、原油価格を米ドル建てから日本円、中国元、ユーロ、金そして新しい湾岸各国共通通貨などからなる通貨バスケットにすることを議論していると報じています。
これはGCCの共通通貨すらまだ導入実現まで至っていませんので、簡単に実現するとは思えませんが、中東石油を巡って米国と中国の経済紛争になっていく可能性はあるかもしれません。

中国は、国際準備通貨の米ドル代替あるいは補完のために、SDRを活用するという考えを示していますが、これについて別の英国の新聞は今週、世界的に有名な投資家ジョージ・ソロス氏の「中国元をSDRバスケットに加えるなどして、中国を新たな世界秩序や金融システムのなかに取り込んでいくべき」との考え方をインタビューで引き出しています。

米ドルの価値が急激に下がることは、8,000億ドルともいわれる米国国債を保有している中国にとっては回避したいところですが、徐々に米ドルを減らしていくことはもうすでに着手していると思われます。
現に中国は、ロシアとともに、自国の貿易相手国との二国間決済全部を自国通貨建てにシフトしたり、相手国とスワップ協定を結ぶなどの動きをしているようです。

中国元

貿易不均衡からくる中国元への切り上げ圧力も急速に膨らんできています。米国はもともと中国元の切り上げを望んでいますが、本日来日した後15日から訪中するオバマ米大統領が米中首脳会談における今回のテーマの一つに通貨をあげていますので、大いに注目されるところです。

この米国に、このところ対米ドル相場1.50、対中国元10.25とユーロ高が顕著 (3月から24%上昇) になってきた欧州が加わってきています。欧州各国の輸出企業からもユーロ高に対する悲痛な声が出ています。ユーロ諸国のうち輸出が最も健闘しているドイツでさえ、ユーロ/米ドルが1.55を超えると輸出が劇的に減少するとの学者の分析が紹介されています。こうした状況にあって「欧州の危機から脱出」を標榜している欧州産業連盟は、今週ユーロ相場の急騰に歯止めをかけるように緊急手段を取るべきだと訴えています。米ドル相場に自国通貨をリンクさせている中国に対しての批判も広がっており、同連盟の会長はEUのリーダーに中国政府に対して中国元を切り上げるようにメッセージを出すように呼びかけたと報じられています。

ストレスの解消の行方

このようなたまりにたまったストレスが簡単に解消するとは思えませんが、解決策で考えられることは「あらたな国際通貨体制の枠組みの創設」か「1985年ニューヨーク・プラザ合意的な対応」でしょうか。
そういえば来年はプラザ合意25周年になりますが、いずれにしても現状のままでいつまでも続くものではないと思われます。来年には大きな動きがあるのではないかと見ています。

セントラル短資FX株式会社
阿草 龍二

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