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マーケットビュー

金曜 外為コーヒーブレイク 英国現地レポと当社社員による週末コラム

季節要因と出口戦略への思惑

更新日:2009年11月6日

前回は「ドルキャリートレードの巻き戻しに注意」というお話をしましたが、10月以降のマーケットは値動きが荒く、複合的な要因が絡み合い、非常に動きをとらえるのが難しい展開となりました。
今回はテーマをドル円相場に絞り、先月からの動きを振り返りながらお話したいと思います。ドル円は10月7日に88円丁度付近の安値を付けた後反発に転じ、先週27日には92円30銭台まで値を戻しています。

このドル上昇に関しては「ドルキャリートレードに追い風となる要素がありドル安地合と思われるのに、何故ドルが買い戻されるのか」といったご質問を多く頂戴いたしました。
まずひとつの大きな要因としてヘッジファンド等機関投資家の12月末を控えた決算対応として「ドルキャリートレードによって利が乗ったポジションの手仕舞い」が持ち込まれたことが考えられます。
また市場の事前の予想を上回る米国の経済指標が相次いだため、米政策当局者の中でも、タカ派といわれるウォーシュFRB理事、ラッカーリッチモンド連銀総裁などの意見に対してマーケットは敏感に反応するようになり、金融緩和策からの脱却に備えて、さらにポジションを解消する動きを加速させたことも挙げられます。ドル円相場が92円台に戻していった背景にはこのような要素が含まれていたと思われます。

さて92円台を回復したドル円相場は、その後29日に米国第3四半期GDPの上振れによって改めてリスク回避の「円買い」が後退し、上値を試す展開になるかと思いきや、今月に入り金融大手CITが連邦破産法11条の適用を申請したことで流れは一変し、再び90円を割り込む水準まで反落しました。
さらに今週のFOMC声明において「長期間の金融緩和策維持」が示唆されると再度リスク回避の円買いから91円台前半まで戻すという動きを辿っています。

これらを踏まえた上で今後の動きを探ってみましょう。

FOMCにおいて現行金融政策の維持が決定されたことで、相対的に米ドルが弱含みに推移する可能性が考えられます。
政府機関債の購入規模縮小や住宅市場への強気な見方が示されたものの、景気底打ちの確認と低金利政策の維持という状況の中では、ドルキャリートレードにとっては、非常に良い環境が整っていると云えます。

一方で、米国の雇用関連指標については、まだ楽観的な見方をするには時期尚早で失業率が二桁台まで上昇するリスクを抱えている現状では、具体的な出口戦略を検討する段階には至らないと思われます。
雇用悪化のピークを過ぎたという確証が得られた場合にマーケットは10月と同様にポジションを巻き戻す動きに出てくるでしょう。

加えてIMMシカゴ先物市場では円ロングの縮小が続いており、大きく偏ったポジションの解消によって、改めて円ロング (円買い/ドル売り) を仕込む動きに転ずるか、それともポジション整理が進むのか見極める必要があります。本日の雇用統計次第では大きく反応する可能性もあり要注意です。

テクニカル面でみると、ドル円相場は先行帯となる一目均衡表雲下限に沿った形で推移しています。今後も右肩下がりで緩やかに推移することになるのか、それとも雲下限を突き破って新たなレンジを構成することになるのか。三角保合いが煮詰まってくる、ここから先1-2週間は今後を占う上で重要な期間となると考えています。

※チャートはクリックで拡大できます

セントラル短資FX株式会社
伊藤 雅博

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