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金曜 外為コーヒーブレイク 英国現地レポと当社社員による週末コラム

景気底打ち感の強まる米国、米ドル相場の行方はいかに

更新日:2009年9月18日

米ドルショートポジションの増加

主要各通貨に対して米ドルのショートポジション (売り越し) が積みあがっています。シカゴIMM通貨先物のポジションバランスをみても、一旦スクエアー (売り買いポジションが同数量) に近づいていたドル円やドルスイス、そしてユーロドルが8月中旬以降は米ドルショート幅を伸ばしています。

※チャートはクリックで拡大できます

良好な経済指標結果

最近発表された米国の経済指標は好結果となっているものが多く、市場には米国の景気底打ち感が広がっています。15日に発表された米国の「8月小売売上高」は前月比2.7%増と2006年1月以来の大幅な伸びを示し、8月米卸売物価指数 (PPI) も前月比1.7%の上昇と、0.8%程度の上昇と見込んだ市場予想を大きく上回りました。卸売物価指数の伸びに関しては、原油高によるエネルギー価格の上昇が大きく影響したものになっていますが、エネルギーや食品を除いたコア指数でも前月比0.2%の上昇、前年同月比で2.3%の上昇となっています。また、17日に米フィラデルフィア地区連銀が発表した9月の製造業業況指数は+14.1と前月の+4.2から上昇し、2007年6月以来の高水準となりました。このフィラデルフィア地区連銀製造業業況指数は、非農業部門の就業者数、失業率、製造業の新規受注・在庫、平均賃金、個人所得など11項目から構成されておりますが、今回の発表では雇用や住宅部門の数値にも改善が見られたものになっています。

米ドル売りの背景

米国景気が回復するのであれば、米ドルが買われやすくなるだろうとシンプルに考えたいところです。しかし、冒頭で記載しましたようにここしばらくの為替相場では、米国景気にとって良好な材料はかえって米ドル売りを後押しする要因になっています。15日にはFRB (米連邦準備理事会) のバーナンキ議長が、「景気後退は終息した模様だが、回復は緩やかで雇用創出には時間がかかる」と発言しましたが、景気後退が終了した公算が大きいとFRB議長が述べたことも、市場の米ドルの売りに拍車をかけています。

確かにインフレ懸念が高まりつつある市場環境では、こういった景気についての好材料は当該国の通貨買いを呼ぶことが多いでしょう。しかし、サブプライム問題からの立ち直りを目指し、FRBが「米金利は長期に渡り低水準にとどまる」との見方を一貫して示している現在の米国に関しては、米ドルに比べてより投機色の強い他通貨へのシフトが強まりやすいと言えそうです。

今後の米ドル相場展開のポイント

このような相場環境のなか、ユーロドルは17日のニューヨーク市場で1年ぶりの高値をつけました。チャート的にみますと、ユーロドルは上値抵抗線となっていた1.44台前半を抜けきったため、上昇の勢いが加速したと見ることができます。比較チャートを見ますと、8月前半からは米ドル主導の値動きになっているようで、ユーロ円は持ち合いに転じています。シカゴIMM通貨先物のポジションでみるかぎり、ユーロドルはなおユーロ買い増しの余裕がありそうですが、市場には若干買われすぎ感も出てきているため、次の上値抵抗線となりそうな1.49台手前あたりからは注意が必要かもしれません。

外国為替市場では、当面米ドルを中心とした相場になるでしょうが、現在の対米ドル相場では、経済的にも政治的にも中国市場を無視することはできそうにありません。14日には、米国による中国製タイヤ緊急輸入制限に端を発する米中貿易摩擦懸念から米ドルの買戻しが見られましたが、上海総合株価指数も9月に入って再び上昇の勢いを強めており、このまま中国市場の好調が持続すれば、更なるドル円の下落を誘発する可能性も否定できません。一方で、前述のような政治問題や中国政府による金融政策の変更懸念なども絡み合ってくるため、なかなか先読みは難しくなっている状況といえます。まずは、9月24日から米国ピッツバーグで開催されるG-20金融サミットに注目です。

※チャートはクリックで拡大できます

セントラル短資FX株式会社
湯浅 則之

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