| 米国 ※その他の指標はこちら
米国の経済は、残念ながら筆者の予想通りの悪化傾向をたどっています。既に景気後退が始まっている可能性が非常に高い。すなわち、雇用(非農業部門雇用者数)は二ヶ月連続で減少し、減少幅が月を追って拡大するという景気後退時にありがちなパターンです。失業率は2月に低下しましたが、その主因は職探しを諦めた人が増えたためです。
企業活動のバロメーターであるISM製造業・非製造業指数も(拡大・縮小の分かれ目の)50を相次いで割り込んでいます。また、各種消費者心理を表す指数も過去には景気後退時にしか見られないような数字まで低下しています。GDPの7割を占める個人消費も低迷は必至の状況です。震源地の住宅市場はいまだに底がみえない。壮大な住宅バブル崩壊の悪影響は、まだまだ経済に群発地震をもたらすでしょう。 |