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投資にはいうまでもなく流行りすたりがあります。例えば、ITバブルが崩壊して株式ブームが終わると、米個人は大挙して「大恐慌以来値下がりしたことのない」住宅投資に血道をあげました。その結末はご存じの通りです。今、ドルの利息収入が減る中、ここ数年無傷であった資産である商品に加速度的に個人は資金をシフトさせています。前回述べたペーパー・マネーに対する不信によってもこれは説明できます。今後もしFedが民間の信用リスクをバランスシートに引き受ければ、中央銀行の資産の価値に疑問符がつきドル安が加速し商品相場が更に買われる可能性もあります。
しかし、注意も必要です。最近の急激な価格高騰で、一部の商品(金・原油が典型)は実需と乖離したマネー・ゲームとなっています(買うから上がる、上がるから買う)。例えば金は消費大国のインドの需要なども落ちてきています。これは相場過熱が反動安を招きうるという点で、そろそろ利食い戦略も練っておきたいところです。 |