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国別通貨レポート オセアニア編

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国別通貨レポート(オセアニア編)

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まとめ・今後の見通し

まとめ・今後の見通し

オーストラリアドル ※その他の指標はこちら

オーストラリアの経常・貿易収支の改善期待が大きく後退しない限り、豪ドル相場についての悲観的な見方が台頭する可能性は低いと思われますが、昨年後半以降、豪貿易赤字が増加傾向にあることが懸念されます。オーストラリアと日、米、英との金利差は昨年後半と比べて拡大していますが、今後は金利上昇がオーストラリア経済に与える「副作用」について慎重に吟味する必要があるかと思います。

また、今年はドル・円やドル・人民元の相場動向が昨年以上に注目されそうです。何らかの要因でドル・円が100円を継続的に下回った場合、一時的には昨年8月の86円付近まで下落する可能性は否定できないと思われます。

ニュージーランドドル ※その他の指標はこちら

NZ準備銀行の政策金利は昨年7月26日に8.25%まで引き上げられた後は3月時点でも現状維持を続けています。インフレ見通しが改善しているわけではありませんが、NZ準備銀行は金融市場の混乱がしばらく続く可能性があることやアメリカを中心とする世界経済(景気)の下ぶれリスクを強く意識しており、政策金利は長期間据え置かれる可能性がある(現在の金利水準でインフレ抑制は可能)ことを指摘しています。現在の政策金利が長期間続いた場合、貯蓄率が向上する可能性がありますが、金利上昇によって住宅、株式などの資産価格が予想以上に下落した場合、NZ国内でも信用収縮が発生する可能性があります。高金利はNZドル相場を下支えする材料とみられていますが、資産価格の大幅な低下を招いた場合はリスク回避のNZドル売り(円買い/円キャリー取引の解消、縮小)が活発となるかもしれません。

また、豪ドル・円と同じく、ドル・円やドル・人民元相場にもこれまで以上に注意が必要となりそうです。1ドル=100円を下回って円高・ドル安が進んだ場合、NZドル・円が昨年8月に記録した74円台に接近、あるいは下回る可能性もあります。欧米の主要中央銀行による流動性供給の効果が注目されていますが、それでも信用収縮不安が再燃する可能性がゼロではないだけに、株安に連れてNZドル・円が下落する可能性は否定できません。

リスク要因について    
更新日:2008年4月30日
情報元:フィスコ株式会社
 

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