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ユーロ・ドル相場は、Fedの政策が積極的な緩和策に転じたことで、最高値更新が相次いでいます(執筆時点では1.5646)。ユーロ・ドル相場は基本的に両経済圏の金利差に密接に関連していますので、「Fed緩和継続+ECB音無し」の組み合わせはユーロに有利です。しかし、米国の住宅問題・米系金融機関の不良債権問題への対応次第ではそれが劇的に反転するリスクもあり、また欧州金融機関の不良債権懸念もあります。投資は、反落リスクを十分踏まえたものに抑えるべきでしょう。
ユーロ・円については、前回予想の「基本レンジ158-168円程度」を下ぶれました。円がドル安にやや遅れて反応しているのなら、ドル・円の下ぶれを主因にもう少し下(153-155円程度)もありそうです。しかし日銀総裁人事の迷走ぶり一つとっても中央銀行への信認の強さからすれば基本的にユーロが底堅いでしょう。したがって、153円-163円程度のレンジが見込まれます。このバランスが崩れるのは、景気の下ぶれリスクがどちらで早く明らかになるかです。4月以降の両経済圏の景気指標、また欧州の金融機関決算などに注目です。 |