セントラル短資オンライントレード
好評!第2弾!! 「できる男のFX」 仕事もFXも<<情報分析>>が命!
「情報活用術」Chapter 1 「情報活用術」Chapter 2
Chapter 1 細切れ情報より、大きなトレンドをつかめ
対談風景
米田
永倉さんは長年、金融業界にいらっしゃいますが、情報とはどう向き合っていらっしゃいますか。為替レートに金利、主要各国の経済指標……、膨大な情報に取り巻かれていると思いますが。
 
永倉
私どもはまさに「情報が命」の業界。情報収集そのものが仕事といっていいくらいです。現在、当社では22通貨ペアを扱っていますから、朝はそのチャートを5分ほどでざっと見て、大まかな動きをつかむ。次にニュースをチェックして、細かい分析に入っていくという流れですね。
 
米田
株式投資と同じですね。私は取材でデイトレーダーの人たちによく会いますが、彼らの多くは株価チャートと最新ニュースを両方見て判断しています。ニュースが出ても株価が反応しない場合、「織り込み済み」という言葉を使いますが、FXの場合はどうですか?
 
永倉
同じですよ。ただ、株式市場とは違って、為替は24時間動いていて、市況や経済指標に関しては、予測がある程度されているんです。ですから大体、それに沿って相場が動いていく。多くの場合「織り込み済み」になりますね。
 
米田
なるほど。逆に言うと、最新の情報と、その前の情報をきちんと知っておかないと、「織り込み済み」かどうかを判断できないわけですね。それと同じことが、雑誌作りにも言えると思います。私自身、『BIGtomorrow』で投資というテーマに取り組んできたおかげで、すごく鍛えられたと思うことがあるんです。最初はニュース、最新情報だけを鵜呑みにしていて、情報が出た後すぐに行動すれば儲かると思っていた。ところが、実際に買ってみても、チャートが反応していない。「織り込み済み」なんですね。ああ、世の中には二歩も三歩も先を読んで動いている人たちが大勢いるんだな、と痛感しました。目新しい情報に流されるんじゃなくて、過去に出た情報や、状況の変化にも目を向けて、比較分析していく――。そこで初めて、実際に使える情報になるんですよね。
 
永倉
その通りですね。そして情報にも優先順位があって、市場がどう動くのかを分析する上で、非常に重要なものと、そうでもないものがある。私の場合、情報をアタマに取り込む前に、使うものと使わないものをより分けています。
 
米田
確かに、なんでもかんでも吸収しようとすると、自分で判断できなくなりますからね。
 
永倉
その情報をふるいにかける意味でも、チャート分析が役に立つんです。チャートというのは値動きの軌跡を示したものですが、あれは、経済指標や世界中のトレーダーの心理がすべてミックスされた結果だと私は考えています。もちろん、ニュースやファンダメンタルなどの基礎的な情報も見るのですが、そこから自分なりに仮説を立てつつ、一方で、「じゃあ今、市場はどう動いているんだ?」という現状分析をしないと判断を誤ってしまう。つまり、相場を客観的に分析するためのツールですね。仕事がら、米田さんも情報の取捨選択を日々されていると思いますが、やはり客観的な評価は大事でしょう。
 
米田
もちろん、雑誌の場合、それが売り上げに直結しますから。ぼくは情報収集する際、毎月必ずやることがあるんです。大きな書店を何軒か回って、自分の目についたキャッチコピーを、メモ帳に書き写していく。本屋さんでは日々、新しい本が入ってきますが、その中でも特に新鮮で、売れ筋の本を目立つところに並べているんですね。ですから、その本のキャッチコピーは時代をあらわす「旬なキーワード」。雑誌作りの参考になるんです。
 
永倉
なるほど…。現場でトレンドをつかむんですね。
 
米田
はい。ただ、それはあくまでも参考情報で、そのまま使ったりはしませんよ。書店のトレンドもけっこうサイクルが早くて、先月の売れ筋が、翌月に消えているなんてこともザラにあります。ひとつのキーワードに依存しないで、全体の潮流を見ることも大事ですね。実は以前、それに気づかず失敗したことがあるんです。 日経平均が好調で、株式投資の記事が読者に圧倒的に支持された時期のことです。評判がいいものだから、編集部では毎月「株ありき」で企画を立てていた。株の記事さえ載せれば、読者が喜ぶと思いこんでいたんです。ところが、世間では、あの某有名人による株にまつわるスキャンダル騒動を機に、急速に株離れが進んでいた。それに気づかず、延々と株記事を作っていたという…(笑)。目先のものにとらわれると、世の中の大きな潮流、いわば本物のトレンドを見失ってしまいますね。
 
永倉
対談風景FXにも通じる教訓ですね。私は個人向けのセミナーで、よくこう言うんです。細かい経済指標を細かく追うよりは、全体像を把握するほうが先決ですよと。チャートと、金利差の推移を中長期スパンで見ていくことが、その通貨のトレンドを見極めることになりますから。
 
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第一種 金融商品取引業
関東財務局長(金商)第278号
金融先物取引業協会(会員番号1504)

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