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まず最初に「できる男」と「できない男」の違い。まず「できる男」とはそもそも何なのかみたいなところからお願いします。BIG tomorrow流「できる男」みたいな話がありましたら…。 | ||||||
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僕、個人的に「できる男」=「いいヤツ」ではないと思うんですよね。ビジネスマンの中で「できる男」のポイントは何かと考えると、まず人の力をちゃんと使える男っていうか、仕事を自分の中で完結させないこと、つまり人・仕事を含めて自分の中にうまく組み込んでいく技術みたいな能力が高い人、そういうのがまず「できる男」のひとつの秘訣なのかな、と思っています。一般的には、判断のスピードが速いとか、ツボを押さえる能力が高い人ということなんですけれど、「できる男」って人と違うことをやっていたり、ある意味卓越しているのでいい人とは言い難いんですよね。 | ||||||
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永倉さんは、インターバンク市場で100年近い歴史のあるセントラル短資グループの子会社の取締役に若くしておなりになって、まさに「できる男」って感じなんですが、それには何か秘訣などあるのですか? | ||||||
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そんな私なんかまだまだこれからですよ。でも、仕事時間は多く、効率よくやったかな(笑)。今でこそ、何人か部下を抱えてやっていますが、ちょっと前まで現場でやっているときって、自分が先頭切って走って、ガーってやって、結果出してOKって感じで、自己完結してしまっていましたね。それで今は、どうやって彼らにいい仕事をやってもらうか、そして彼らに気持ち良くやってもらって、最後はひとつの成果になって返ってくるか考えています。だから会議中に「お、あいつセンスいいな」って思っていても、いつも反対とかダメ出しをしています。「その企画の背景は?数字の根拠は??もっといいフローあるだろ!」って感じで、徹底的にやるのです。そうすると、言われた方は悔しいので、またカウンター案を出してくる。最近は、既に準備して会議に出てきているかな。だから部下の能力にレバレッジがかかっているんですよね。また、能力だけではなく時間の使い方も上手くやってもらいたい。なのでこれは1週間かかるなっていう仕事でも3日とか、これぐらいでやってというような形で短期間で仕上げさせるようにします。そうすると、最初は残業するかもしれませんが、時間をいかに効率的に使っていくかということを考える様になるのです。例えて言うなら、小学生が夏休みの宿題を最後の8月30日とか31日とかに、1日2日でやってしまうのと同じ集中力かな(笑)。 | ||||||
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面白いもので、人を使って上手く仕事をこなしていく人って、会議にちょっと顔を出すだけでその企画を自分の企画にしているというか、自分の意のままにコントロールできるっていうところってありますよね。で、傍からみている人間はたまに心の中で「わあ、上手くやるな」と思いますが、ちょっと顔を出すだけで自分の企画というか仕事にできている人は、結局いろんなところに顔を出して自分の方向性をちょっとずつ伝え、気付いたらそれが結局全部自分の仕事になっているのです。非常に効率が良いというか、仕事のできる条件かなと思いますね。多分、部下とのコミュニケーションとかそういったことが上手なのでしょうかね。 | ||||||
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確かにコミュニケーションは大事ですよね。それから、私は助言はするけど仕事は助けない。下手に手伝ったり助けたりすると、いつも助けてもらえると甘えが生じちゃうんで、あえて手助けしないようにしています。 | ||||||
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助けませんか? | ||||||
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助けません。ただ、心の中では最後は私がやるという覚悟でずっと見守っています。なんかこの対談、部下も見るのであまり言いたくはないのですが、本当に見ているだけ。でも、そうすることによって私の部下は自分の力を発揮するし、さらに力を伸ばしていくと信じています。ある意味これって部下が自分でレバレッジをかけて(追い込まれて)成長する、って感じでしょうか。 | ||||||
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そうですよね。うちの編集長は、「あと、よろしく」って夕方7時ぐらいには会社を出て飲みに行っちゃうんですよ。逆にそれによって部下は鍛えられるってことになりますからねー。 | ||||||
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「できる男」っていうのは自分の力を発揮するだけじゃなくて、他人の能力をどれだけ有効に引き出してあげたり、それをさせることができるかっていうことですね。 | ||||||
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これは取材の中で聞いた話なんですけど、できる人に限って100%力を出さないそうです。それで70%の出来の企画書を提出するのですが、それを周りの人、上司の人が70%から100%に仕上げてしまうそうなんです。最終的に意見交換の中で100%に仕上げちゃうっていうやり方をするらしいんですよ。 | ||||||
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わかる気がします。 | ||||||
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仕事のできない人っていうのは、もう100%にしようって思って時間ばかりかかって、結局仕上がらずに提出したりする。そこら辺で70%の割合でも周りの人を「わー」って使って完成させちゃうような人って仕事のできる人なのではないかなと思います。 | ||||||
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だからホント、いかに時間や人を上手く使っていくかってことが大事なんですよね。70%でも結局その周りの人に説明して、出す時にはもうだいたい最終形が見えている。70%で100%できてしまうので、1.4倍のレバレッジが効いているのかな。 | ||||||
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そう。BIG tomorrowでレバレッジをビジネスで効かせるって話をした時に、よくサイドビジネスの話をするんですよ。自分が1動いたときに5、10と周りのものが動いていくシステムをいかにビジネス上で作っていくかということがレバレッジを仕事に効かせるっていうことなんじゃないかっていう話をしてきて、そういう仕組みづくりが出来た人間が効率良くお金を稼いでいくっていう話をよくBIG tomorrowでしているんですよね。そういう意味では、自分個人の仕事の中でもそういうふうにサイドビジネスの仕事の中でもいかにレバレッジの利いた仕事の仕組みづくりをできるかっていうところが効率性のポイントになってきますよね。すごい人っていうのは社内にとどまらず、いろんな人たちにネットワークがあって、そこにワンテーマをポンって振るだけで、レバレッジが何倍にもなって返ってくるっていう仕組みっていうのを自分の中に持っているのかなって思いますね。 | ||||||
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