スワップ金利とは

図:金利表

FXとは、外国為替取引、つまり通貨の交換のことです。"ドル円を買う"という取引は、"ドルを買って円を売る"ことです。

スワップ金利は、銀行間市場での金利が適用されますので、0.5%の金利で円を調達した人が、3%でドルを運用できることになります。そのため、高金利通貨を買った人は、この金利差分を受け取ることができるのです。これは一般で言われているキャリートレードの原理でもあります。逆に、高金利通貨を売って低金利通貨を買った場合は、金利分を支払うことになります。

通貨ペア スワップ金利(1万通貨単位)
買い 売り
ドル/円 75円受取 78円支払
豪ドル/円 165円受取 186円支払
ニュージーランドドル/円 175円受取 173円支払
南アフリカランド/円 36円受取 41円支払

スワップ金利のことをもっと詳しく知りたい

外国為替取引は、2営業日後に資金決済を行なう取引のこと。例えば、ドル円を買うということは、ドルを買って、円を売るということ。正確には、ドルを受け取ったら、実際に銀行に持っていって外貨預金でもしなければ、金利は受け取れません。

FXでは、2営業日後に発生する実際の資金の受け渡し決済日の先延ばし(ロールオーバー)を、取引日から1日経過するたびに行ないます。

図:スワップ金利の仕組み

そのロールオーバー取引の際に発生するのが「スワップ金利」です。それでは、ロールオーバー取引の仕組みをもう少し詳しく解説いたします。

まずはスワップ金利の算出方法です。現在のレートが1ドルを106円とすると10,000ドルが106万円、金利を考えると、1年後10,300ドルと106万5,300円になります。つまり1年後のレートは1ドル103.43円となります。

図:スワップ金利の算出例

1年間のスワップ金利は

(106−103.43)×10,000ドル=25,700円

ですので、1日分として計算するならば

25,700÷365≒70円

となります。これがスワップ金利の計算です。

通常のFX取引は、資金の受け渡し決済日が2営業日後です。そのため、取引をした翌営業日にロールオーバー取引を行なって資金の受け渡し決済日を、翌営業日に先延ばしします。その時に、1日分の金利差分の受け払いが発生するのです。

また、ドル円などほとんどの通貨ペアの場合、木曜日に先延ばしする時には週末分を含みますので、スワップ金利の計算も3日分になります。

ドル円を10,000ドル売買した場合のスワップ金利シミュレーション

図:スワップ金利の発生例

ドル円10,000ドル買いの場合

1/21 1ドル=106円50銭で買い
1/30 1ドル=107円で売り

為替差益(売107−買106.50)×10,000ドル=5,000円
スワップ益109円+90円+267円+90円+90円=646円

手数料が往復1,000円のため、5,000+646−1,000="4,646円の利益"となります。

ドル円10,000ドル売りの場合

1/21 1ドル=106円50銭で売り
1/30 1ドル=107円で買い

為替差益(売106.50−買107)×10,000ドル=−5,000円
スワップ払112円+93円+270円+93円+93円=661円

手数料が往復1,000円のため、−5,000−661−1,000="6,661円の損失"となります。

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