FX(外国為替証拠金取引)とは

「安いときに外貨を買って、高くなったら売る……為替差益をねらって取引するものだろう?」「スワップ金利って何なの?」

子どもたちの話題に取り残されないように、“50歳からのFX、わかるとできる資産運用”の第一歩は知ることからスタートです。

外貨投資というと、まず最初に外貨預金をイメージするかもしれませんが、外国為替取引の自由度をあげた金融商品が外国為替証拠金取引です。

今、話題のFX(外国為替証拠金取引)は次のような大きなメリットのある金融商品です。

  1. 証拠金を利用した為替取引ができる
  2. リアルタイムの為替レート
  3. スワップ金利
  4. 24時間いつでも取引できる
  5. 外貨預金に比べ、断然お得な取引コストの低さ

これらのメリットを、それぞれもう少しわかりやすく説明してみましょう。

証拠金を利用した為替取引ができる

FXは「証拠金」という担保を利用した外国為替取引です。この証拠金を元手に、通貨を売ったり、買ったりすることができます。

図:FX(外国為替証拠金取引)

各通貨ペアには、その変動率から勘案された証拠金率が設定されています。たとえばFXダイレクトの場合、ドル円の証拠金は取引代金の3.3%。1万ドルの取引だと、1ドル=120円として取引代金は120万円。証拠金はその3.3%なので39,600円、つまり40,000円位で取引が可能になります。

また、FXダイレクトでは、一定の損失拡大を防ぐため、強制決済(ロスカット)のルールがありますが、外貨預金またはFXデポ(当社商品)では強制決済のルールはありません。

証拠金計算例
1ドル=120円の時:120円×330ドル(証拠金率3.3%)=39,600円

図:1万米ドルを買うときに必要な資金(FXダイレクトで1ドル=120円の場合を想定)

リアルタイムの為替レート

インターネット取引の普及により、インターバンク市場(銀行間市場、主として中央銀行、市中銀行、ブローカーなどによって構成されます)に近い為替レートで取引できるのでリアルタイムの為替取引ができます。

外国為替証拠金取引は、日に数回提示される為替レートではなく、インターバンク市場で取引されている為替レートに近いレートでお取引ができるので、市場のダイナミックな動きを利用してタイミングを見てお取引ができます。

スワップ金利

外貨預金の金利に相当するスワップ金利も魅力の1つです。

外国為替証拠金取引は、高金利通貨を買って、低金利通貨を売る取引をすれば、2国通貨間の金利差相当額としてスワップ金利を受け取ることができます。その上、スワップ金利は外貨預金と違い、日々、ダイレクトにその金利差相当額の授受が行われます。

逆に、高金利通貨を売って低金利通貨を買えば、スワップ金利の支払いが発生します。

2007年9月4日付の「FXダイレクト」のスワップ金利

買い 売り
米ドル/円 +135円 −143円
ユーロ/円 +143円 −146円
英ポンド/円 +320円 −325円
豪ドル/円 +150円 −153円
NZドル/円 +170円 −173円
1万米ドルあたりのスワップ金利(米ドル/円を買った場合)
1日当たり135円
1万米ドルを買うのに必要な証拠金
37,950円(1米ドル=115円を想定)

スワップ金利は日々変動します。また、スワップ金利は2国間の金利差額分なので、高金利通貨を買って低金利通貨を売る取引をして、当初スワップ金利を受け取っていても、2国間の金利が逆転した場合は、逆にスワップ金利を支払うことになります。

24時間いつでも取引できる

外国為替市場は休みなく動いているので24時間いつでも為替取引が可能です。

外国為替市場は月曜日の朝から土曜日の早朝まで常時取引が行われているので、24時間眠らない市場とも言われています。したがって店舗など営業時間内のみの時間的制約がほとんどないので、夜中や早朝であっても時間帯に関係なくお取引ができます。

ですから為替市場の動きを予想しながら為替差益を確定する決済注文を出したり、また逆に損失を限定させるストップロス注文を出すなど、臨機応変な取引が可能となります。

また外貨預金のように期間設定もありませんので、24時間いつでもお取引ができ、自由に決済することもできます。

図:時間的制約のない取引

外貨預金に比べ、断然お得な取引コストの低さ

2007年9月付の大手都市銀行の普通外貨預金と比較して、外国為替証拠金取引の手数料は低く設定されています。為替取引の場合はコストの差は収益性に大きく影響してきます。

2007年9月付の大手都市銀行の普通外貨預金の、米ドル/円の取引の場合は、コストが往復2円なので、外貨を購入した為替レートから少なくとも2円以上は上がらないと利益に結びつきません。一方で外国為替証拠金取引は手数料が低いので収益機会の増大につながりやすいと言えます。

米ドル/円で、1万米ドルを買う取引する場合で取引コストを比較すると以下のようになります。
(1米ドルあたりの手数料を、外貨預金を1円、外国為替証拠金取引を5銭に想定しています。)

外貨預金 1円×1万米ドル=10,000円
外国為替証拠金取引 5銭×1万米ドル=500円

また、外国為替証拠金取引の場合は24時間取引できますので、いつでも自由な時にお取引することができます。つまり外国為替市場の動きを見ながらお取引できるので、その分収益機会が増えることが考えられます。

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